猫に手作りごはんをあげるなら、これは持っておいた方がいいよ!というものをご紹介します。
こんにちは、羽山香苗です🎀
私の今までの知識・経験から厳選しました!
*2018年の記事を最新版に加筆・修正しました!
とり農園さんのミンチ
手作りごはんに移行するなら、はじめはくせがなく安価な鶏肉がおすすめです。
もちろん最初はスーパーのお肉で全然OK!
でも、ある程度の量を食べるようになったり、完全に手作りごはんに移行したらスーパーのひき肉だけだとちょっと不便。
ひき肉は、傷みやすい。
そして、
長く冷蔵保存もできない。
なので、冷凍のお肉を買っておいて、あげる前に解凍するのがベスト。
おすすめの鶏肉が「とり農園」さん!
以前は普通にひき肉も売っていたのですが、今はペット用のみしか売っていません。
その中でおすすめは、こちら。
小分けされていて、1キューブが30gくらいで、12キューブ入っています。
一つずつ、プチプチと切れるので、一つだけ解凍ができるのが本当に便利!
骨ごとミンチなので、
絶対加熱はしないでください。
骨はカルシウム源にもなるしいいのですが、
骨は生でないと絶対にダメ!
フライドチキンの骨とかあげないでくださいね。
骨も気にならない大きさなので、うちの子は食べちゃいますよ。
骨入りばかりだと便が白くなったり、カルシウムが多いこともあるので、ささみのミンチと混ぜるのもおすすめ。
こういったパラパラミンチもおすすめですよ。
私は今はGENさんさんのお肉を中心に使っています。

とり農園さんのレバー
そして、とり農園さんはレバーもおすすめ。
というか、これしか私はあげたことがありません。
レバーとはご存じ肝臓。
肝臓は解毒する器官です。
体内の有害物質を無害なものへ処理する働きがある。
そのため、肝臓には有害物質が集まっているのです。
ここだけはこだわってほしい。
本村伸子先生の「もう迷わない!ペットの健康ごはん」
栄養計算なんてする必要はないけど、でもやっぱりある程度栄養の知識があった方が安心です。
本村先生は、犬猫の生食のパイオニアで、一時期私が集中的に教わっていた先生でもあります。
犬の手作りごはんと猫の手作りごはん両方について書かれています。
細かい栄養素のことも書いてありますし、食材ごとの特徴も書かれています。
1冊持っておくと、安心ですよ。
カルシウム源としておすすめのナチュラルカルシウム
猫の手作りごはんは、ほぼ肉です。
肉には「リン」というミネラルが多く含まれている。
カルシウムとリンはバランスが大事。
リンが過剰にあると、カルシウムの吸収を阻害してしまいます。
猫の場合リンを1とした時、カルシウムは1.2~1.4が理想と言われています。
肉類には圧倒的にリンが多く含まれるので、バランスをとるためにカルシウムをあげることが必要。
最初にお伝えした骨ごと 丸鶏のミンチなどは、骨が含まれているので、カルシウムを添加する必要はありません。
- 桜えび
- チーズ
- すりごま
- 小松菜
猫にあげやすい食材だけ書きました。
食材だけでカルシウム必要分をまかなうのも大変なので、サプリが1つあると便利。
私は手作りごはん初期からずっとこれを使っています。
重金属や有害物質が含まれていない海藻から作られたカルシウム。
あげる量も書いてありますが、猫だとほんのちょっとです。
耳かき1さじくらいかな? とにかく、全然減りません。
ローズヒップ
猫は人間と違い、体内でビタミンCを合成できます。
だから、多くのペットフードでは、栄養素としてのビタミンCは入っていません。
酸化防止剤としてのビタミンCは入っていると思いますが。
でも、現代の猫にとっては体内合成量だけでは足りないと思います。
だって、昔より圧倒的にストレスが多いから!
猫にとってもビタミンCは大切な栄養素
今現在なにかしらの病気をもっているのなら、ビタミンCの添加は必須でしょう。
手作りごはんでなくても、缶詰に入れてしまえばいいのです。
病気の場合、
体内合成量が減るばかりでなく、ビタミンCを消費する量も増える
だから、さらに添加が必要な状態。

家族に喫煙者がいたり、家が排気ガスの多い幹線道路の近くだったり、
フードに様々な汚染物質が含まれていたり、と現代の猫にビタミンCは必須。
ローズヒップはビタミンCが多く含まれ、こちらの商品は粉末のため、あげやすいのでおすすめ。
ビタミンCは水溶性なので、多くあげても問題ありません。
便がゆるくなってきたら、ちょっと多いので減らしてくださいね。
ビタミンE
ビタミンEもとても大切な栄養素。
ビタミンEの主な働きに
抗酸化作用
があります。
活性酸素による細胞の酸化を防いでくれます。
老化の原因の一つに、この細胞の酸化があるので、ビタミンEが若返りのビタミンと言われているのはこれが理由。
病気やストレス状況下では、活性酸素はより多く発生します。
ということは、より多くの抗酸化物質をとる必要がある。
- アーモンド
- かぼちゃ
- グリーンナッツオイル
- 小麦胚芽
病気やストレス時のために、ビタミンEのサプリも常備しておいた方がいいです。
私が今使っているのは、こちら。
サプリはやっぱりアメリカが先進国ですし、アメリカ製の方が安くて品質もいい。
日本製は高いうえに、原材料の表記がない商品も多いので、あまりおすすめしません。
ちなみに、
ビタミンEのサプリをあげる時は、必ずビタミンCをセットであげましょう。
ビタミンEは、活性酸素を無害化した後自らが酸化しちゃうので、それを元のビタミンEに戻してくれるのがビタミンC。
ビタミンC単体であげるのはいいですが、
ビタミンEはビタミンCとセットで。
ビタミンEは脂溶性だから、しょっちゅうあげる必要もなし。
魚油をあげる時にも、ビタミンEの添加は必須ですよ。
さいごに
手作りごはんでなくても、サプリ類はあった方がいいです。
特に、ビタミンCとビタミンE。
缶詰なら、難なく混ぜられますからね。
現代社会は本当にストレスが多いですよね。猫にとっても。
小さな小さな愛すべき猫を守るために、サプリから始めてみてはいかがでしょう。