「猫はグルメ」って聞いたことありますか?
その通り!
こんにちは、かなえです( ・∀・)ノ
猫は犬のように比較的何でも食べるってことが少ない。
だから、元気なうちから食べられるものを増やしておくことが大切。
色々なものを食べられることは、病気の時にとっても役立つ。
猫はグルメ
「猫はグルメ」ってよく言われます。
わがままで、食べるものを選り好みしていることもあるけど、それだけではない。

自然界で危険な毒を持っているのってほぼ植物。
だから、草食動物っていうのは解毒能力が発達しているんですよ。
しかし、猫は肉食動物。
肉食動物が植物を摂取する機会って草食動物の腸内にある植物くらい。
草食動物がすでに消化してくれているから安全。
だから、
肉食動物である猫は、肝臓の解毒能力が低い。
解毒能力が低いから、口に入れるものにこだわるわけです。
猫は犬よりもよく嘔吐する。
これも体内に入れることを防ぐための方法。
食べられる食材を増やしておいた方がいい理由
猫が病気になった時、回復を左右する大切な要素が
「猫が自らごはんを食べること」

この記事でも書いたんですが、腎不全など何かしら病気が進行すると、猫が今までのごはんを食べなくなることはよくある。
こういう声、よく聞きますが、とっても危険。
だって、猫は自ら食べないことが続くと、命の危険が近づくから。
もちろん、点滴をすれば、水分とある程度の栄養を補給できるからすぐどうこうとかはない。
だけど、それだけだと猫の生命力はどんどん弱る。
自発的に食べなくなると、猫は坂道を転がりおちるように弱ります。
食べないと体温が上がらないんですよ。
体温低いと血流が下がる。免疫力も下がる。
強制給仕も可能だけど、それもじきに猫が嫌がるようになることが多い。
だから、毒以外はとりあえずなんでも食べてくれればいい!
少しでも何かを食べれば、食欲のスイッチが入ってそこからどんどん食べるようになることを私は何回も経験しています。
その猫の好みを把握しよう
色んな缶詰を試してみて、食べられる缶詰を増やしておくのももちろんいいです!
缶詰は一般的にはまぐろ、かつお、ささみベースが多い。
プレミアムフードとかになると、牛肉、カモ肉、アヒル肉、カンガルー、七面鳥、ウサギなどまあ、色んな肉があります。
こういうのを適当に買って、あげてみるのもおすすめ。
重度の腎不全の介護はここ数年はしていないけど、当時アニモンダは少しあげてました。
グレインフリーだし、東洋医学的に腎不全の子に豚肉をあげるのはいいから。
でも、プレミアムフードはネット販売が多く、店頭で売っていないからすぐに手に入らないのが難点。
常備していない限り、すぐにはあげられない。
だからキャットフードだけでなく、手作りごはんの食材で食べられるものもあると選択肢が増えるよね。
いろんな食材をあげてみよう
飼い主さんが食べるついでに、色々猫にあげてみるのがおすすめ。
でも、普段から手作りごはんの子なら食べるかもしれないけど、フードオンリーだと食べないことも多い。
まぐろだってただの刺身だとそんなにおいもしないでしょ。
ポイントはにおいであることが多い。
私の今までの経験でよく食べたのはこちら。
- カマンベールチーズ・クリームチーズ
- ちくわ
- はんぺん
- ツナ
- パン
- ヨーグルト
- カスタードクリーム
肉・魚は除いています。
魚も生は食べないけど、焼いたり煮たりしたものは食べる子もいます。
これらは、あげ続けるのはよくないけど、食欲のスイッチを入れるためだったら全然アリ。
数口しか食べないんだから。
ヤギミルクは常備すべし!
高齢猫がいるなら、栄養も豊富なヤギミルクは常備することをおすすめします!
ヤギミルクは好きな猫が多い!
20匹近い私のデータから、8割は好きでした。
ヤギミルクは牛乳に比べて消化されやすいため、病気の子にも負担をかけない。
食欲なくなった子にあげて、飲んでくれたこともたくさんあります。
さいごに
私は今まで10匹以上を介護し、見送ってきました。
その時の経験から食べられるものの選択肢が多いことは本当に役立ちました。
ぜひぜひ色々あげてみてくださいね🎶