夫婦喧嘩で謝りたくない!自己否定していると謝れない理由とは。
夫婦喧嘩で謝りたくないってありませんか?
わたしはめちゃくちゃあったんです。
だけど、ある時ふと「夫婦で勝ち負け意識で争っていること」に意味のなさを感じたんです。
- 謝りたくないと強く思うのは、自分の非を認められないから
- 間違えたら謝ろうと思うことは、自分を安心させてくれる
この記事は「謝りたくない!」と強がってしまう人に向けています。
自分に非があっても謝りたくないと強く思ってしまうのは、自己否定があるから。
夫婦関係を良好に続けるために、自分が悪い時には素直に謝れる方がいい。
自分と向き合って、謝れるようになっておくことは、大切な人とずっと一緒にいたいなら重要なことです。
それに、謝れる自分になることはメリットでしかないんです。
「間違えたら、謝ろう」って思えることは、自分が前に進むためのエネルギーになるから。
*2022年2月の記事を加筆・修正して再アップ。
旦那さんに謝りたくないのは、自己否定をしているから
夫婦喧嘩において、自分が悪い・悪くないは関係なく、
- 謝りたくない!
って強く思うことは、自己否定がある証拠なんですね。
「謝りたくない」ということは、自分の非を認めたくないということ。
では、なぜ「自分の非を認められないのか?」
それにはいくつか理由があります。
- 間違いを認めることが負けだと思っているから
- 自己否定をしているから
- 存在と行為の区別がついていないから
ひとつずつ、見ていきましょう。
自分の非を認めたくない理由
これらの理由は、以前のわたしがめちゃくちゃ当てはまっていたことです。
特に、プライドの高い女性は認めづらいかもしれません。
間違いを認めることが、負けだと思っているから
わたしも今でもたまにやってしまうのですが、夫婦関係において「勝ち負け意識」を持ち出すことってありませんか?
特に旦那さんに対して
- 言いたいことを言えていない
- 我慢していることが多い
- 不満がたまっている
こういったことがあると、ケンカとか何かの拍子に「勝ち負け意識」が出やすいです。
そういう人は、
謝るということは、自分の負けを認めることだと思っている。
自分自身を認められていない人は、負けを認めることができません。
というか、そもそも夫婦関係に「勝ち負け」を持ち込むことが間違っている。
これに気づいたのも、そんなに昔の話ではない💦
わたしは旦那さんとつき合う前から「勝ち負け意識」が強かったので、旦那さんに対しても自然にやってしまっていました。
でも、ある時気づいたんですよね。
- 夫婦ってチームだよね。
敵対する相手ではなく、一緒により豊かな人生を歩んでいくパートナーじゃないですか。
「こんな小さなとこで戦って、何の意味があるんだろう?」って絶望したのを覚えています。
これは気づいても、すぐ「勝ち負け意識」がなくなるわけではありません。
さすがにケンカの時は出ちゃうこともあるけど、普段から「勝ち負け」を意識しなくなるとそもそもケンカ自体がへるんですよ!
無意識でも勝ち負け意識でいると、ちょっとしたことでもつっかかるようなことを言っちゃたりするんですよ。
こっちがそういう意識でいると、相手も敏感にそれを察知して嫌味とか言ってきてケンカになりやすいです。
自己否定をしているから
自己否定をしている人は、そもそも謝れないし、間違いや失敗を認めることができません。
わたしの場合だけど、
謝ることが自分の価値を下げるような気がしていたんです。
ただでさえ価値のないわたしの価値が下がったら、どうなってしまうんだ・・・。生きていけるんだろうか。
みたいな感じ!
当時はこんな自覚ないけどね!
「間違いを認める」ことは、自分にバツがつくようなイメージで、認めるたびにどんどん価値が下がるように思っていたんです。
あと、わたしは「自分を責めること」も多かったので、
- 間違いを認める=さらに自分で自分を責める
自分で追いうちをかけるもんだから、そもそも「間違いを認めない」という暴挙に出る。
いま考えると、おかしなことですよね。
自分で追いうちをかけるのが嫌だから、そもそも間違いを認めない。謝らない!
いや~、こじれてましたね( ・∀・)
存在と行為の区別がついていないと、自分の非は認められない
自分の非を認められない人は「自分の存在」と「自分の行為」がべっちゃりくっついているかもしれません。
- 自分の存在に対する否定
- 自分の行為に対する否定
間違いを認める、自分の非を認めることは、存在と行為のダブル否定になってしまうんです。
ここにさらに自分で追いうちをかけようものなら、そりゃあ辛いですよね!
当の本人はこの流れなんてわかっていないから、出発点の「間違いを認める」さえしなければ、辛くない!
だから、なにがなんでも認めない!
わたしはこんな感じでしたね
もう「謝るとか謝らない」とか関係なく、存在と行為のダブル否定はまじで辛いのでやめた方がいいです!
存在価値は揺るぎません!
何をしようがしまいが、存在に対する価値は変わらないのです。
自分を尊重するために、開きなおる時期もあっていい
わたしはとにかく自己否定が強かったので、本当にそれをやめたかった。
そこで、ともかくこれらを貫いた。
- 自分を否定しない
- 私は悪くない
まあ、だから謝ってないんですけどね。
でも、今考えるとこれはこれで必要な時期だったかなと思います。
自分に向いていた矢印をとりあえず、他に向けることでしかやわらげる方法がわからなかったのです。
そんなわたしでも向き合い続けてくれた旦那さんには本当に感謝してます。
自己否定がなくなると、謝れるようになる
自己否定がなくなり、自分で自分のことを認められるようになると、謝れるようになります。
自分の間違いを認められるようになる。
- 自分の間違いを認められるようになること
- 間違えたら謝ろうと思えること
わたしはこれらをできたおかげで、パートナーシップがよくなっただけでなく、人生においてもメリットがありました!
「間違えたら謝ろう」っていうのは、わたしのようにブログやSNSで発信する人にとっては、前に進むエネルギーになるからです。
- 間違えること
- 批判されること
これらを恐れていたら、何も言えないし、何もできない。
気軽に発信できるようになったので、行動量もがぜんあがりましたよ!
まとめ
自分の間違いは認められるようになったし、間違えたら謝ろうとは思っているけど、実際旦那さんにはそんなに謝っていません( ・∀・)
今回の記事の内容は、夫婦関係というより、わたしの人生においていいことでした!
もちろん、生命に関わることとかだと謝ればいいよね、とはいかない。
「謝ればなんでもいい」ということもない。
でも、わたしの精神衛生上「間違えても謝ればいいんだ」っていうのは安心につながるのでね。
間違えても、あなたの価値は変わらない
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