ミミズコンポストの始め方・やり方【ミミズコンポストは楽しいし、地球環境にとってもいい!】

ミミズコンポストやり方

この記事では、ミミズコンポストの始め方を紹介します。

ミミズに生ごみを処理してもらうことで、生ごみはぐっとへります。

地球環境のためにまず誰でもできることが、生ごみをコンポストで処理すること。

ミミズコンポストを始めれば、ミミズが生ごみを処理してくれるだけでなく、最高の堆肥といわれるミミズのフンがとれます。

ミミズのふんは家庭菜園をしている人には、とっても重宝されるもの。

ミミズのふんを使って家庭菜園をすれば、それは立派な循環です。

かなえ

ミミズは思っているよりかわいいですよ!

ミミズそのものの画像は出てきませんので、苦手な方も安心して読んでください。

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  • 循環型社会を目指す
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ミミズコンポストを安く始めるのに必要なもの

ミミズは地球を救う

ミミズコンポストを始めるのに必要なものは、そんなにありません。

  • ミミズ(シマミミズ)
  • コンポストをする容器
  • 新聞紙やいらない紙
  • 土か腐葉土かココピート
  • 洗濯ネットなど容器を包めるもの

わたしは最初、小さく始めました。

いらない鍋から始めたので、買ったのはミミズだけ。

庭にいるミミズではダメなので、さすがにミミズは買う必要があるでしょう。

近くに釣具屋があれば「ミミズちゃん熊太郎」を買えば大丈夫。

「ミミズちゃん熊太郎」に入っているのは、基本シマミミズのよう。サイズは太虫でもスーパー太虫でも大丈夫。

容器は自分がどれくらいの規模でやりたいかによります。

かなえ

容器はたらいや衣装ケースなどプラスチックでやっている人が多い気がします。DIYをする人なら木製でも!

わたしは基本、山林ニートさんのやり方を参考にしています。

かなえ

うちにたまたま同じたらいがあったので、わたしはたらいを使っています

新聞紙や紙は、あった方がいいでしょう。

ミミズの住まいのベースとなるものも必要です。

わたしは庭で剪定した枝や葉っぱをためておいた「自家製腐葉土」があったので、それを使いました。

普通にホームセンターで売っている腐葉土でもいいですよ。

ミミズコンポストの本のなかでは「ココピート」もすすめられています。

ココピートとはココナッツの繊維を使った園芸資材。

ココピートはわたしのまわりでは手に入りづらく、お金がかかるため却下。

かなえ

最低限のお金しかかけないのがわたしの信条です

洗濯ネットは、コンポスト容器をおおうのに必要。

室内でやるなら必要ありませんが、外に設置するならハエ対策に絶対必要です。

洗濯ネットは100均のもので十分。

ミミズコンポストの始め方、やり方

本格的に始めるなら、ミミズもたくさん必要です。

わたしは近所にミミズの養殖・販売をしていところがあったのでそこから買いました。

ネットで買うなら「アースワーム研究会」というところから買うとお安いですよ。

ミミズが準備できたら、さっそくミミズコンポストをやってみましょう!

手順としてはこんな感じ。

コンポストに入れる順番
STEP
容器の一番下に裁断した紙を入れる

容器に穴をあける必要はありません。

一番下は、でた水分を吸ってくれるように裁断した紙を入れましょう。

ミミズは乾いた環境では生きていけません。紙も濡らしておいた方がいいです。

STEP
腐葉土や土を入れる

ミミズコンポストに深さはそれほど必要ありません。

これから増えることもみこして、わたしは最初10センチ分くらいしか腐葉土を入れませんでした。

STEP
ミミズを一緒に入っていた土や紙などと一緒に入れる

どこで買ってもミミズだけで入っていることはないと思います。

土や紙のような何かの資材と一緒に入っています。

かなえ

そのまま全部ボンっと入れちゃってください

STEP
裁断した紙を入れ、濡らしておく

ミミズさんのうえから、再度こまかくした紙を入れておきましょう。

濡らすのを忘れずに!

裁断して濡らした紙のうえから、切ってない新聞紙や紙でフタをしておきましょう。

最後に容器を洗濯ネットなどでおおえばできあがり!

わたしのミミズコンポストはこんな感じです。

ミミズコンポスト
かなえ

フタの新聞紙も濡らしておきましょう!

このたらいだと大きいので、洗濯ネットではなく、布団の収納袋?を使っています。

ミミズコンポスト
かなえ

どっちみち100均です!

ミミズコンポスト運用の注意点

ミミズは生き物なので、ミミズコンポストにはいくつか注意点があります。

  • 始めてしばらくは生ごみを入れない
  • 生ごみの入れすぎに注意
  • 柑橘類やねぎは入れないほうがいい
  • 大きいままより、細かくして入れたほうがいい
  • たまに卵の殻を細かくしたものを入れる

始めてしばらくは生ごみを入れない

食品を捨てる

ミミズコンポストを始めて、しばらくは生ごみを入れないほうがいいです。

ミミズさんは、環境変化に弱い。

腐葉土や紙などがあれば、それを食べるので大丈夫なのです。

コンポストを始めてしばらくは、環境に慣れてもらうため生ごみは入れないでおきましょう。

生ごみの入れすぎに注意

ミミズコンポストの本
この3冊は参考になる。全部図書館で借りた。

わたしはいろんなミミズコンポストの本を読みましたが

  • ミミズコンポストの失敗の多くは「生ごみの入れすぎ」が一番のよう。

参考にした本

著:メアリー アッペルホフ, 翻訳:佐原みどり, 監訳:科学教育研究会
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ミミズが処理しきれない生ごみを入れると、ハエやアブがくる可能性が高い!

いわゆる「うじ虫」という虫が大発生する可能性が。ミミズに害はなさそうだし、腐食をすすめてくれるのですがなにせ不快感が・・・。

かなえ

うじ虫は初めて見る人にとってはなかなか衝撃的です。気持ち悪いというかなんというか・・・。

  • 生ごみを入れすぎない
  • 生ごみの上を新聞紙でおおう
  • 肉や魚など動物性のものは始めたばかりや夏には入れない

これらのことを守れば、ハエがくる可能性はとても低いです。

ミミズは生き物なので、生ごみは様子を見ながら入れましょう。

柑橘類やねぎは入れないほうがいい

柑橘類に含まれるリモネンがミミズには有毒なようです。

少しなら入れても大丈夫そうですが、わたしは入れてません。

あと、ねぎも多くの本であげない方がいいものに分類されています。

大きいままより、細かくして入れたほうがいい

ミミズには歯がないので、大きいままボンっと入れても分解に時間がかかります。

細かくするか、フードプロセッサーにかけるかして細かくしてあげましょう。

フードプロセッサーをだすのは面倒なので、手動のフードプロセッサーを使えば簡単ですね。

たまに卵の殻を細かくしたものを入れる

卵の殻

ミミズコンポストのなかのph調整のために、たまに卵の殻を入れましょう。

卵の殻を乾かして、細かくしてください。

生ごみを入れるたびでも、たまにでもひとつかみほど入れれば十分です。

市販のミミズコンポストもある

お金を気にしない、という方は市販品のミミズコンポストを試してみてはどうでしょう。

「金子みみずちゃんの家」という名前で売られています。

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こちらのコンポストは、何層かにわかれていて、液肥もとることができる形。

かなえ

見た目がスッキリしているので、見た目を気にする人はこういうのを使っても!

まとめ

かなえ的まとめ

ミミズコンポストは、エコ活動としてとてもすぐれたものです。

生ごみの処理は、日本にとっては本当に切実な問題。

上の記事に書いてありますが、このまま無自覚に生ごみを捨てつづければ、いずれごみを埋めるところがなくなります。

ひとりひとりがしっかり考えて、自分の家の生ごみをへらす努力をしないといけない。

そのために、ミミズコンポストはとってもおすすめです。

かなえ

飼う?とわかりますが、ミミズさんはとってもかわいいですよ!

ミミズコンポストやり方

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