わかり合えないあの人は、私と違うタイプかもしれない【前者後者論】
「あの人とはわかり合えない!」「その考えは理解できない!」って思ったことありますよね?
それってもしかして、本当にあの人とはシステムそのものが違うのかもしれません。
WindowsとMacは同じパソコンだけど、システムが全然違う。
そんな感じで、人の脳のタイプも2種類にわかれているようなんです。
それを通称「前者後者論」と呼びます。
人間関係ぜんぱんに言えることだけど、自分と相手が同じだと思いこむことはあまりいい方向にいきません。
この記事では
- 「前者」と「後者」という違いを知ることにより、すれ違いをへらすことができる!
ということをお伝えします。
さらに、わたしが後者なので、後者のものの見方も解説していきます。
- 内向型HSP
- 生きづらい過去あり
- スピリチュアル&宇宙理論好き
- 自分らしく生きる方法を模索中
前者後者論とは
もともとは以前心理カウンセラーだった心屋仁之助さん(仁さん)が提唱した論理です。
▼ こちらの本も書いています。これは最後の本。
前者と後者のくわしい性質などは「心屋仁之助さんの「前者後者論」で救われた後者の私の話」に書いています。
関連記事 心屋仁之助さんの「前者後者論」で救われた後者の私の話【知ることで変わる】
簡単に書くとこんな感じ。
- 察しがよく、空気が読める
- 理解・理論・表現・処理能力が比較的高い
- 理論や理屈、細かいディテールにこだわる
- 人間関係を大切にする
- 意図がある
- 天然、癒し系
- 言葉をストレートに受ける
- 集中タイプ
- 混乱しやすく、フリーズしやすい
- 意図や悪意がない
ちなみに、わたしは後者です。
どうしてこういった違いがでるのか。
それは、もともとのシステムが違うからなのです。
最初のころはわからなかったことも、研究してくれた方がいたことによりだいぶわかってきました。
こちらの本の著者、向江さんです。
こちらの本やブログに書かれている向江さんの論理を元に、わたしなりに解説していきます。
まず、脳内にある画面が「複数」か「単一」かの違いから、前者後者をひもときます。
常に複数画面で処理をする「前者」
わたし自身は後者で、前者の研究はたいしてしていないので、前者のことは情報程度になります。
前者は常に
- 脳内が複数の情報を扱える構成になっている
数は人によって違うようですが、常に複数の画面が動いています。
一番うえにある大きい画面は何かというと
一番大事なのが【上部の大きな「マルチ画面」】
『「自己チュー」で怒られる人「気にしい」で疲れちゃう人』
これが、周囲の状況を常に映し出している「防犯カメラ」のようなもので、事件が起きていなくても常に状況は映し出される。
なので、誰がどこで何をしているとか雑音や騒音は当たり前のように入って来る。
そして、画像にあるように左前の画面は真っ暗ですよね。
複数あるので、ひとつがフリーズしても致命的な問題にはなりません。
逆に複数あるので、ひとつに集中することがなかなかできない。
この複数画面により、前者の人は「瞑想」のような集中が難しいのです。
わたしはずっと瞑想中に「雑念がわく」という意味がよくわからなかったのです。
瞑想がなかなかできません。雑念がわいてきます
瞑想なんて何も考えなければいいだけじゃん!
ずっと、こう思っていた。
この複数画面か単一画面かで考えると、瞑想できない問題はすぐ理解できた!
前者さんは、すべてをシャットダウンすることができないのかな?
どこかが動いているとしたら、そこから飛んでくるのが「雑念」ってことなんですね。
たったひとつ単一画面の「後者」
さて、対する後者は単一画面です。
まさに、ひとつ!
前者後者論を仁さんが言っていたころは、判断基準が
- シャットダウンするかどうか、頭が真っ白になるか
これだけだったんですね。
これって「後者の単一画面がフリーズすること」を言っていたんです。
後者は単一画面のため、それがフリーズしたら頭が真っ白になる。
再起動には少し時間がかかります。
また、単一画面だから後者は複数のことができない、ということはない。
単一ですが
- 高速で切り替えることは可能です!
ただ、これにはかなりのエネルギーを必要とします。
ひとつのところに集中してエネルギーを投下し、かめはめ波をうつ悟空のように!
後者の強みは、一極集中ができること
単一画面であるゆえ
- 後者はひとつのことに全エネルギーをかけることができます。
これが後者の強みです!
集中できる度合いでいえば、後者の方が集中しやすい。
瞑想が簡単にできるように、そこに集中すれば、外野はすべてカットされます。
これはわたしもよくわかりますが、集中するとゾーンの外はただの背景です。
見えてないわけではないけど、そこに意識はない。
意識がないので、そこで何かが動いたり、声がしてもわからないのです。
後者にはよく、こういうことがあります。
- 気づいたら、〇〇だった
集中した結果、周りの景色の変化なども気づかないので「もうこんな時間!」ってことが、わたしは結構あります( ・∀・)
あと、後者は新しい概念やパターンを取り入れるのに、苦労します。
元々のシステムにないことを組み込もうとすることに、負荷と時間がかかります。
脳の中にそもそも「神経回路」がないので、基礎の構築からしないといけない、みたいな。
ただ、これね!
- いちど組み込まれてしまえば、そのあとはけっこう有能
単一画面なので、キャパじたいは膨大。
いちど組み込まれれば、応用や発展はけっこう得意なんです。
そこにいくまでは見事にポンコツなので、後者は仕事ができないって誤解されがち。
そんなことないよ!
あとこれ、やっぱり自分が苦手すぎたり、嫌なことはどうやっても組み込むのは難しいと思う。
わたしはそもそも嫌なことはきっぱりやめてきたので、嫌なことを組み込んだ経験はない。
興味がある、やりたい仕事などでも、完全に組み込むのに2~3カ月はかかりましたよ、わたしは。
その間の負荷といったら、もう!
負荷って、ようはストレスですよ。
適度なストレスは刺激になるけど、度がすぎると肉体や精神を病むでしょ。
仕事辞めたい!働きたくない!って言う後者さんは、そもそも組み込むのが難しいことをやろうとしてないかな。
前者と後者にはそれぞれ脳タイプがあった!
なんと前者と後者には「脳タイプ」により、それぞれさらに細かい分類があるそうです!
▼ 詳しくは、特に前者はこちら。
前者は4タイプ。
- 通信型
- 回転型
- 往復型
- 接続型
後者は5タイプ。
- ブラックホール型
- スクリーン型
- 遊泳型
- 図書館型
- 脳内会議型
わたしは「ブラックホール型」なので、これの説明しかできません
後者の「ブラックホール型」
「ブラックホール型」は、そのまんま頭の中がブラックホールです。
そう
何もない!
何か考えごとをしていない限り、頭の中は「からっぽ」です。
本を読んだり、学んだ知識はするすると吸い込まれていきます。
吸い込まれていきますが、ブラックホールなので、そこには何もありません。
保存は違うところでしているのでしょう。
まったく見えていませんが、着実に入っています。
本当にいつも「からっぽ」なんです。
むかし、カウンセリングみたいなことをしていた時よく言われたんですよ。
からっぽになって聞いてくれて、とてもうれしかったです
ええ、実際からっぽなんです
相手の言うことをそのまま丸ごと受け入れ、吸収していただけなのですが、思いのほか喜ばれました。
では、逆にアイデアが浮かぶときはどんな感じか。
流れ星のようにどこかから降ってきます。
よく「アイデアがおりてくる、ふってくる」といいますが、本当にどこからか突如現れます。
きっと裏では膨大な容量があって、ある程度は整理されているのでしょう。
でもどう整理されているのかもわからないし、整理の仕方もわからない( ・∀・)
だから、体系化やまとめることが苦手です・・・
学びも情報も、とにかく入れっぱなし。
入っていった情報があるとき「キラリン( • ̀ω•́ )✧」とつながったりします。
とにかく頭にポンポン出てきたものを出すので、人と話しても「話に脈絡がない」ってよく言われます・・・。
向江さんいわく、ブラックホール型が後者の中でもダントツに「他者視点」がないタイプだそう。
他人への感謝が大切だそうです!
まとめ
しばらく興味なかったですが、やっぱり「前者後者論」はおもしろいです。
ブラックホール型だから、わたしはこの最後のまとめも「まとめじゃねえだろ!」って言われそうな内容です。
ブラックホール型は、「入れっぱなし・出しっぱなし」が快適です。
前者のことは全然説明できないけど、後者の説明はまたしていきます!
また、来てね!
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