心屋仁之助さんの前者後者論で救われた後者の私の話【知ることで変わる】

心理カウンセラーの心屋仁之助さん(以下、仁さん)をご存じですか?
こんにちは、かなえ(プロフィールはこちら)です🎀
仁さんが2015年の終わりあたりから、周りを騒がせた「前者・後者論」があるのですが、それを読んで救われた後者の私のお話しです。
- 論理的に生きる前者と感覚的に生きる後者には、大きな違いがある。
- 自分と周りの人の性質を知ることで、すれ違いが大幅にへる。
自分が前者か後者かを知ることによって、その性質によるものだと理解ができ、無駄に悩まなくてすみます。
内向型や外向型はきっぱりわかれているものではないのですが、「前者・後者」はきっぱりわかれています。
周りの人がどちらかを理解できると、夫婦や親子のすれ違いが格段にへりますよ!
仁さんは今は心理カウンセラーとしては卒業し、ブロブは認定講師の方が更新されています。
参考 「心屋仁之助オフィシャルブログ」
*2018年3月の人気記事を加筆・修正して再アップ!
「前者・後者」とは
もともとは、仁さんがブログのこの記事の中で便宜上使った言葉が、そのまま「前者・後者」になったんです。
▶︎▶︎▶︎【永久保存版】大人になりたくてなれなかったひと、大人になりたくてなれてしまったひと
大人になりたくてなれてしまった人が、「前者」
大人になりたくてなれなかった人が、「後者」
- 空気が読める
- 理解・理論・表現・処理能力が比較的高い
- マルチタイプ
- 理論や理屈、細かいディテールにこだわる
- まったくフリーズしない
- 相手を傷つけないように直球ではなく、ゆるい変化球を、投げる生き物
- 天然、癒し系
- 言葉をストレートに受ける
- 集中タイプ
- 全体図、なんとなくを理解する
- 混乱しやすく、フリーズしやすい
- メモリーの少ない、処理能力が低い
- 変化球を投げられないし、取れない生き物
この「前者・後者」というものは、1人の人にどちらもあるわけではありません。
必ずどちらかです。
パソコンのOSで、WindowsとMacは共存できないでしょ?
「前者的な部分があり、後者的な部分がある」ではありません。
この時は前者、あの時は後者、ではない。
必ずどちらかです。
脳や意識の仕組みなので、変化するものではありません。
ただ、社会や親の影響などで前者アプリを搭載していて前者っぽく見える後者さん、は結構います。
でも前者でも、後者よりの前者というものがあり、それは「水平前者」と言われ、対して前者らしい前者は「俯瞰前者」と呼ばれるそうな。
こちらの本にはさらに詳細が書かれているので、おすすめです!

世界をどう見ているかの違いとか、「言われてみれば・・・」みたいな発見があっておもしろいですよ!
「前者・後者」を見分ける方法は?
「前者・後者」を見分ける方法は、ただ一つ。
- 人の話を聞いていて、頭がシャットダウンするか?
これ一点のみ。
- 怒られたり、失敗したり、あせるとすぐにパニックになる
- 難しい話や論理的な話をされると、心の中でシャッターがおりてしまう
- 思考がすぐにどこかに飛んでいってしまう
これらの問いに一つでもYESがあれば、後者。
私は後者なので、「シャットダウンする」「シャッターが下りる」感覚はすごくよく分かります。
この時のポイントは、シャッターがおりてしまうこと。
意識的におろすのではなく、おりてしまうこと。
いつシャッターがおりたかなんて分かりません。でも、シャッターがおりてしまうと、目の前の人が何を話しても頭に入ってきません。
何も感じず、
「早く終わんねえかな~(・ω・)ノ」
くらいにしか思っていません。
目の前の人は見ているし、話も聞いているけど、話は素通り。
右から左。相手が誰であってもです!
何言っているのか、分からない人は恐らく前者なんじゃないかな。
なぜシャッターがおりてしまうのか【私の場合】
シャッターがおりるのは自動的なんですが、おりるきっかけがあるんです。
- 責められていると感じた時
- 否定されていると感じた時
わたしの場合、この2つでシャッターがおりることが多いです。
シャッターがおりるのは、これ以上傷つかないための自分を守る反応。
シャッターがおりた後は、なんだか自分が存在していないような、小さくなったような感覚になります。
「前者・後者」論で私が救われたポイント
簡単に言えば、わたしが生きづらかったのは、自分と違うものになろうとしていたからなんです。
後者なのに、前者になろうとしたから苦しかった

私は圧倒的に後者です。1ミリの迷いもなかったくらい。
今の世の中は「前者」的な性質を求めています。
- ちゃんとする
- 何事もできる
- 空気を読む
- 人の気持ちを考える
- 普通はこうだよね
- 常識的に考えようよ
ちゃんとできることが素晴らしくて、それを目指していたから私は生きづらかった。
みんなと同じようにできない。普通にできない。
後者はみんなのように、普通にできないことで悩んだことがある人も多いでしょう。
関連記事 普通のことができない自分に劣等感がある人へ【自分らしさを大切にしよう】
私は「できる・できない」にすごくこだわってました!
- できることがすごくて、できないことはすごくない。
- できることが優で、できないことが劣ってる。
しかし、なんと⁉
- 「できる・できない」にこだわるのは後者特有の思い込みだそう!

まじか!
これがまた、できないことには目を向けるくせに、自分のできることには目を向けないんですよ。
ベースが「ダメ」なので、私ができることはすごくないんです!
「こんな私ができるんだから」
後者は「ない」や「できない」にばかりフォーカスしているから、本当辛いんです。
「ある」にフォーカスするには、意識して訓練するしかありません。
「ある」を意識するには感謝ワークが一番です。
→ 「感謝ワーク」のすすめ。感謝とは存在を認識することである【満たされない人におすすめ】
普通にできない劣等感が、私を苦しめていた
前者のようになろう、なろうとしていた私。
できるようになろう、なろうとしていた私。
でも、できなかった。
だから、せめてそれがバレてはいけない!「できる風」をめっちゃ装ってました。
前者っぽくいること、できる風を装うことにエネルギーを使っていたので、すごい疲れるんですよね。
▼ 疲れて「もう何もしたくない」ってなった時期がこの頃。
→ 何もしたくない、ずっと寝ていたいあなたは、今まで頑張ってきた人【まずは自分!】
これは、ふーん族である私がめっちゃ族を装っていたことによる疲れもあるし、内向型のわたしが外向型を装っていた疲れもある!
めっちゃ族とふーん族の違いを知ることも、夫婦関係や親子関係にとても有効なので知らない方は読んでみてください!
関連記事 心屋仁之助さんの「めっちゃ族」「ふーん族」の話は夫婦のすれ違いをなくす大切な話。
ベースが「今のままでダメ」なうえに、負けず嫌いが重なって、めっちゃ努力して何かを得たり、何かに成ったことはあります。
けど、それは強い劣等感を埋めるべく、優越感を得たかった願い。
だから、そこに満足感はないんです。手に入れた感謝もない。
とにかく劣等感を埋めたくて埋めたくて仕方なかった。
けど、劣等感なんて埋める必要がなかった。
というか、できないままで良かった。
頼れば良かった。助けを求めれば良かった。
できないままで、愛されていた事実もあるのに、「できる」ばかりにこだわっていました。
後者による後者の説明でさらにラクになる


仁さんの説明でも結構ラクになった私。
しかし、その後も落ち込むことがあってそんな時に見つけたある日のブログ。
仁さんは前者なんです。
だから、丁寧に説明してくれても後者の私には、いまいち頭に入ってこないことがあって。
このゆきさんは、心屋認定カウンセラーの方で、後者です。
後者の人が書いてくれているから、すっごい分かりやすくて私にもすいすい入ってきます。
私が響いた部分はこちら。
もう誰にも勝つ必要なくて、もう何も足す必要ない
できなかったことは「あなたには今、それは必要ない」ってこと
足すことをあきらめて、全部手放した時、今の自分のままで安心できる
ようになった時、夢は全て叶うようになる今のままで、先に安心しちゃおう
そう「できないこと、できなかったこと」は必要のないこと。
それに「できる・できないは」は、わたし自身の価値にはなんの関係もないんですよ。
まとめ


今まで生き辛かった私が、ラクになれたのは、色んな人のおかげです。
でも、仁さんの「前者・後者」論により、自分が後者だって分かり、違いに気づけたことが大きいです。
それによってだいぶ楽になったので、誰かの参考になれば嬉しいです。



今のままで安心しよう💖
生きづらい人におすすめの記事
わたしは結局、いろんな分類において少数派や目立ちにくい性質だから生きづらかったんです。
- 前者・後者 → 後者
- めっちゃ族・ふーん族 → ふーん族
- 外向型・内向型 → 内向型
内向型の人は本当に自分の性質を理解しないと、生きづらいままです!
この記事はぜひ読んでみてください!


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