『内向型の生き方戦略』生きづらい内向型は、生き方を変えた方がいい!
内向型の方は、生きづらさを感じたことがあると思います。
わたしも内向型でHSP。ずっと生きづらさを抱えていたよ
内向型は少数派だから、今の社会で生きづらさを抱えて当然です。
内向型がラクに生きるためには、自分の性質を知り、違いを知ってそれを活かすこと。
今回の記事はわたしがめちゃくちゃ共感した「内向型の生き方戦略」という本から
- 内向型とはどんな性質か
- 内向型がラクに生きるための方法
などをお伝えしています。
この本は「Amazonプライム
- 内向型HSP
- 生きづらい過去あり
- スピリチュアル&宇宙理論好き
- 自分らしく生きる方法を模索中
*2022年8月の記事を加筆・修正して再アップ。
「内向型の生き方戦略」内向型で生きづらい人におすすめの本
まずこちらの本、中村あやえもんさんが書かれた本です。
電子書籍のみですが、Amazonプライム
ブログは更新は終わりましたが、残っています。
参考 あやえも研究所
内向型のことだけでなく、外向型のことも詳しく書かれており、わたしが生きづらさを感じていた理由などがすごく腑に落ちました。
ところで、内向型と外向型は何が違うのでしょうか?
本書で言っている違いは主に2つ。
- 刺激への感度の違い
- 社会での役割の違い
外向型と内向型は刺激に対する感度の違い
「刺激への感度の違い」はHSP、繊細さんについて書かれている本でも言われていること。
興奮した時などに脳内から出る神経伝達物質の量が、内向型やHSPの人は多いのです。
- 内向型は刺激に敏感、鋭い。
- 外向型は刺激に鈍感、ニブい。
ちなみにHSPの人の約7割は内向型だそうです。
外向型は刺激に対して鈍感
外向型は刺激に対してニブいため、何もない日常を「退屈でつまらない」と感じます。
そのため「タバコ・ギャンブル・お祭り・人付きあい」など刺激性のあるものを求めるのです。
そして、今の日本の社会というものは多かれ少なかれ「我慢や理不尽」の上に成り立っている。
外向型はニブいため、そういった我慢にも耐えられるのです。
内向型は、刺激に対して敏感
対して、内向型は刺激に対して敏感な人。
一人でいたり、日常生活の中にあるちょっとした刺激でも十分に心地よさを感じられます。
強すぎる刺激はストレス以外の何ものでもありません。
「人付き合い」は、刺激が強いものになります。
「内向型の生き方戦略」
そのため、あまり見知らぬ人との付きあいを好まずに、安心してわかりあえる、見知ったごく少数の人たちと付きあうことを好みます。
私も複数人との付き合いや飲み会とかはすごく苦手。
どれだけ楽しくて、どれだけ親しい人といても「少し一人になりたい」と思うものです。
内向型の人は弱いわけでも、冷たいわけでもない。
そういう性質なだけ。
「社会維持型(外向型)」と「境地開拓型(内向型)」という役割の違い
この本ですごくわかりやすくて理解しやすいなと思ったのが、この役割の違いです。
- 刺激にニブいという性質をもつ外向型の人を「社会維持型」と呼び
- 刺激に鋭いという性質をもつ内向型の人を「境地開拓型」と呼ぶ
すべての生命というのは「種の発展と繁栄」を目指しています。
そのためには、みんなが同じことをしていては絶滅してしまう。
- 社会を維持し、種を保持する役割
- 新たなる境地を開拓し、広げる役割
ただ単に役割の違いだけなのです。
社会を維持するためには歯車になる必要もあり、そのためには刺激にニブい方がいい。
境地を開拓するためには危険と隣あわせなため、リスクに敏感になりやすい鋭さが必要。
- 少数派である内向型の人は、「自分はおかしいのかもしれない」「私はみんなのようにできない」って思ったことがありませんか?
それは社会が外向型向けの考えや価値観にあふれているからです。
ちなみに、外向型と内向型の違いは「めっちゃ族とふーん族」の違いに似ているなと感じています。
関連記事 心屋仁之助さんの「めっちゃ族」「ふーん族」の話は夫婦のすれ違いをなくす大切な話。
社会は外向型向けの価値観であふれている
当たり前といえば当たり前ですが、社会には多数派である「社会維持型」に向けた考えや価値観が多いものです。
どうしても社会維持型の考え方が「通常」で、境地開拓型の考え方は「異常」な存在になりがちです。
「内向型の生き方戦略」
社会になじめない社会不適合者だとずっと思っていたよ、私は。
基本的にニブい人は、鋭い人の痛みなんてわからないものです。
- 根性がない
- 甘えている
こういったことを会社などで言われたことがある人もいるのではないでしょうか。
刺激に対する感度は先天的なもので、自分で変えられることではありません。
それを根性論でどうにかしろ、と言われても難しいもの。
「変えることができない自分の性質を変えよう、外向型に寄せよう」とすることは、内向型の人が生きづらくなる理由でもあります。
違いは強み。内向型という生き方を活かそう
なんとなく「内向型と外向型」の違いがわかってもらえたでしょうか?
内向型という性質は、弱みでも劣っているわけでもありません。
ただの性質。ただの違い。
内向型の人が自分の特徴を理解し、心地よい生き方をするためにどうしたらいいかを試行錯誤することが大切です。
その上でのポイントをいくつか紹介します。
我慢しない。みんなのように強くならなくていい。
内向型の人は重い負荷に耐えよう、我慢しようとしてはいけません。
境地開拓型は刺激に鋭いため、「幸せを味わいやすい」という利点を持っています。
「内向型の生き方戦略」
その反面「ストレスに弱い」という弱点もあります。
自分は弱いから強くなろうとする試みは、たいてい失敗します。
精神的に辛いだけならまだしも、身体的にも影響が出るかもしれません。
「より強いストレスに耐えられるようになろう」とするのではなく、
- そのストレスを回避する方法を考える
- 負荷のかからない環境を模索する
内向型にはこういった工夫が必要です。
働き方を考える上では「仕事が続かない、働きたくない。【働き方は生き方。働き方を見直そう】」も参考にしてください。
いらないものは捨て、身軽になろう
社会には社会維持型の価値観があふれているため、無意識にその価値観に合わせたものを大切だと思っていたりするものです。
所有物は、社会における力の象徴でもあります。
「内向型の生き方戦略」
「力を見せびらかすためのもの」は多ければ多いほど、ポジションを安定させることができます。
- マイホーム
- 車
- 地位や名誉
こういったものを持っている方がすごい、みたいな価値観ありませんか?
私は地位や名誉が欲しいとは思わないし、所有欲も少ないな
自分が内向型だと意識したことのなかった人は、一度自分の価値観を再点検してみてもいいですね。
特に母親が外向型の人の場合、外向型の幸せが普通だと思っていたりもしますからね。
ところで、わたしはすごく「飽きっぽい」のですが、これが境地開拓型の性質だと考えるとすごく納得がいきました。
もしくは、違うと判断したか。
「続けることはいいこと」なんて無意味な価値観は必要ありません。
飽きたらポイポイ手放し、好奇心のまま突き進むのが内向型には合っているのです。
好奇心があなたを境地へ導く
内向型が求めるものは「好奇心を満たしながら、意味のあることをすること」
社会には内向型にとって「興味もなく、意味もないと思えること」が多いものです。
雑談などの意味のない会話が苦手です・・・
そこに時間もエネルギーもとられていては、自分にとって大切なことができない。
内向型は好奇心を持つほど生き生きするので、好奇心を満たす時間が本当に必要です。
「内向型が好奇心を忘れたら腐る」とわたしは思っています。
好奇心を忘れ、変化を恐れるようになることは停滞を意味し、エネルギーが循環しない。
好奇心のおもむくままに向かい、飽きたら手放す。
今まで感情や欲を抑えてきた人は、好奇心のアンテナも弱まっているかもしれません。
そういった場合は、日常生活から気になったものを試してみることです。
- 気になったお店に行ってみる
- 気になることに関する本を買ってみる
そんなちょっとしたことから始めてみてください。
まとめ
外向型と内向型を役割の違いから捉えると、本当にわかりやすいです。
- 外向型は、刺激にニブい性質を持つ
- 内向型は、刺激に鋭い性質
- 外向型は「社会維持型」という役割があり、内向型は「境地開拓型」という役割を持つ
- 社会は外向型向けの価値観が多いため、そこを耐えようとしなくていい
- 内向型はいらないものを手放し、好奇心のおもむくまま進もう
内向型としての自分を大切にしよう♪
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世間では外向型の価値観を普通と認識しがちです。
わたしが普通のことができないと思っていたのは、外向型のようにはできないという意味でした。
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