『あなたを殺す食事 生かす食事』食事を変えれば、生き方が変わる。
健康でいたいんだけど、食事って何を気つければいいんだろう
健康情報や食に関する情報はたくさんありすぎて、よくわかりませんよね?
わたしは20年近く健康オタクで、いろんな食事法も学び実践してきました。
そんな中、健康的な食事を知りたいかたに一番おすすめできるのが内海聡さん(以下うつみん)の「医者が教える あなたを殺す食事活かす食事」です。
危ないものは危ないと伝えてくれているのですが、これでなくては!という押しつけ感がないのがとても好感触です。
マクロビとかベジタリアンってあれダメこれダメ、こうでなきゃ!が多いんですよ。
しかし、この本はちょっと違います。
- 最善を尽くすのではなく、最悪を排除する
この心持ちを大切にしています。
何が最悪かはこの本を読めばわかりますよ。
この記事でもいくつか最悪を紹介するよ
- 健康オタク歴20年
- 分子栄養学勉強中
- 「藤川理論」実践中
- 内向型HSP
まずは1日3食をやめてみる
まず、最悪なものを知ることと同時に、1日3食をやめることをうつみんは推奨しています。
1食へればそもそも、取り入れる毒の量もへりますよね。
1日3食に関しては、別に1冊の本になっているくらい大切なことです。
日本人に多い病気といえば「生活習慣病(糖尿病、脳卒中、心臓病、脂質異常症、高血圧、肥満)、アレルギー、ガン」といったものが挙げられますが、そのすべての元凶は、食べ過ぎにあると言っても過言ではありません。
「医者が教える あなたを殺す食事活かす食事」
日本人はとにかく食べすぎ!
▼ 食べすぎに関しては、わたしも下記で解説しているので、参考にしてください。
→ 「食べない」ことこそ、最高の健康法。1日3食は食べすぎ。
3食も食べていると、内臓はずっと働きっぱなしになります。
働きっぱなしってことは、しだいに疲れて機能も落ちる。
そして、消化にエネルギーを使っている間というのは、身体の治癒に回すエネルギーがへってしまうんですね。
たくさん食べる人は、見た目がふけていきます。
身体の治癒に使えるエネルギーがへるってことは、敵が侵入してきても戦う部隊が少ないのだから感染症にもかかりやすい。
食べすぎるということは
- 内臓に負担をかける
- 病気になりやすい
- 食費も医療費もかかる
悪いことだらけ
たくさん買って、たくさん食べて、病気になってもらわないと、もうからなくて困る人がたくさんいるんです!
本物の食材を見分けることが大切
食事に気をつけることにおいて最初に取り組むべきなのは、調味料を変えることです。
いい調味料はべらぼうに高いわけではなく、少量でも毎日使うものなのでここから変えるのがおすすめ。
それぞれどんなものがいいかは本を読んでほしいのですが、とにかくスーパーで安く売っている調味料はやめましょう。
そもそもスーパーで売られている調味料は、嘘ものが多いです。
- 醤油風のもの
- みりん風の液体
- 酒に添加物が入った液体
間違っても「みりん風調味料」や「料理酒(醸造調味料)」と書かれたものは選んではいけません。これらには「果糖ブドウ糖」「アミノ酸等」「酸味料」といった食品添加物が含まれているもので、まがいものです。
「医者が教える あなたを殺す食事活かす食事」
昔ながらの本来の作り方をしていないので、いろいろ添加してごまかすしかないのが実情です。
さらに、油も本当に気をつけて!
油も1冊の本で説明されているくらい大切なことです。
ちなみにこれだけは避けたい油はこちら。
- トランス脂肪酸の代表であるマーガリン・ショートニング
- 「植物性油脂」と書いてあるのは、ほとんどトランス脂肪酸
- サラダオイル
他には、肉や魚の選び方も書いてあります。とっても参考になりますよ。
▼ 調味料については、わたしも下記の記事で解説しているので参考にしてください。
→ 【いつもの料理が最高に美味しくなる】おすすめ調味料5選。これさえあれば!
最善を尽くすのではなく、最悪を排除する
わたしも今までいろんな食事法を学んで実践してきましたが、結局続かないと意味がないのです。
それに食事は健康でいるためだけではなく、家族との団らんや楽しみの部分もある。
そして「完全に毒を避ける」ということは不可能です。
- 害があるものを知ったうえで、どうするのかは個人の選択。
知ったうえで自分の判断で選びましょう!
新たに何かをするよりも、いまの悪い習慣をやめる方が効果的です。
うつみんの言う最悪をいくつか紹介します。
- 砂糖は使わない
- 揚げ物ばかり食べない
- チェーン店に入らない
- 炭水化物ばかり食べない
砂糖は、もっとも最悪の毒かもしれない
身体によくないものってたくさんあるけど、わたし的に一番最悪なのは「砂糖」と「トランス脂肪酸」かな。
砂糖はいろんなものに入っているので、甘いお菓子を避けるだけではダメなんです。
砂糖は身体への害もあるうえに、依存性もあるので、企業からしたら願ったりかなったり。
砂糖は「この世でもっとも歴史のある覚せい剤」です!
「医者が教える あなたを殺す食事活かす食事」
糖を取りすぎると「糖化」という老化現象が起きます。
砂糖をとりすぎると、老化が促進されます・・・
外食先で絶対に食べてはいけないもの
外食では「何を食べるか」より「何を食べないか」を気にするべきだとうつみんは言います。
- 甘いお菓子類
- 乳製品
- アメリカ小麦
- アメリカ牛
- ブラジル鶏
- 外国産とうもろこし
- 質の悪い油
それぞれ何が悪いかは本書を読んでほしいのですが、これらを食べたとしても1回でどうこうなりませんからね。
1回でどうこうなったら、本当の毒だし原因がばれちゃうよね。
無自覚に積み重ねることがいけないのです。
食べたとしても知識があれば、翌日は胃腸を休めるような食事にしたり、解毒効果の高いことをしたりすればいいわけです。
- 知ったうえで選択すること
これがとても大切です。
食を見直すことは、「生き方」を見直すこと
食べ方や食に対する姿勢というのは、その人の生き方や思想を表します。
そして、買い物というのはその企業への投票でもあるんです。
- 人を病気にさせるものばかり作る企業
- 動物実験をする企業
- 地球環境に配慮しないどころか、壊すようなことをする物を作る企業
こんな企業を応援したいですか?
食べ方を見ると「ああ、この人は自分のことしか考えてないんだな」っていうのがすごくわかります。
子供がいないわたしでも考えるんだから、子供がいる人はより考えなくてはいけません。
「この子の未来が少しでも安全に健やかになるように」って思うなら、親の自分が行動しなくてはならない。
この著書のうつみんも子供が生まれてからいろんなことに気づき、その子の未来が少しでも良くなるようにと発信活動をしている、と言っていました。
どんなこともまずは自分からです。
食を見直すきっかけになれば嬉しいです♪
まとめ
食事に関しては本当、この1冊だけ読めば十分です。
巻末には、うつみんの実際の食事や調味料やその他食材の購入先などものっています。
一人一人の行動が、地球を救うのだ。
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