【内向型】仕事を辞めたいと思うのは、自分のことを知らないから【あなたは無能ではない】
この記事では、仕事を辞めたいと悩んでいる内向型の人に向けて、そう思いやすい理由を紹介しています。
わたしも内向型の性格ゆえか仕事がすぐ嫌になったり、辞めたりしたことは何回もあります。
結論として旦那さんや実家などセーフティネットがある人は、いますぐ辞めたって問題ないでしょう。
「3年は耐えなよ」とかわたしは全くもって思いません。
ただ、何が嫌かを把握して辞めた方があとあとのタメになります。
内向型やHSPの人が仕事を辞めたいと思いやすい理由から、あなたが何がつらいのかを探ってみてください!
- 内向型HSP
- 生きづらい過去あり
- スピリチュアル&宇宙理論好き
- 自分らしく生きる方法を模索中
2022年8月の記事を加筆、修正して再アップ。
内向型の人が仕事を辞めたいと思いやすい理由
社会の構成員はそもそも外向型が多く、考え方や価値観も外向型のものが「通常」とされている中でわたしたち内向型は生きています。
最初にわかってほしいのですが、内向型のあなたが
- 仕事ができない
- 劣っている
そういうわけではないことをどうか理解してください。
- 仕事内容や環境があなたに合っていなかっただけ
仕事が続かない自分を責める必要なんてまったくない!
そのうえで内向型が仕事を嫌になる、辞めたいと思う理由を見ていきます。
- 外部の刺激に敏感
- 考えすぎる傾向にある
- 軽く受け止めることが難しい
- キャパオーバーになりやすい
外部の刺激に敏感だから
そもそも内向型というのは、刺激に対して鋭い人です。
内向型の人によっても内向性の程度は違うので、何が強すぎる刺激かは人によって違います。
ただ「人付き合い」というものは、刺激が強い部類に入るのは一緒でしょう。
人間関係のない仕事というのは、なかなかないですよね。
刺激が強かったり、刺激が長時間続くほど、刺激から解放されて一人になって休息をとる必要があるのです。
「内向型の生き方戦略」
長く人と居続けるほど疲れてきて、「少しここから抜け出したい」と思うようになります。
内向型の人にとってもおすすめの本
- 見知らぬ人とのコミュニケーション
- 見知らぬ人との電話
これらはなかなか刺激が強い。
自分が喜びを感じるならいいけど、苦痛でしかないのなら避けた方がいい。
コールセンター系はわたしは絶対できない。
考えすぎる傾向にある
内向型は考えすぎる傾向にあります。
それもだいたいネガティブね!
自己肯定感が低いと、とにかくネガティブ方面に考えすぎてしまう。
仕事にやりがいを感じられなくて、頭に意識がいっちゃうと不安にもなりやすい。
そこへ不機嫌な人がいたりしたら「自分が何かしたんじゃないか」って思い、身体も緊張し、余計つかれる。
そして、内向型の人は、意義を重んじるんですね。
▼ 意義についてはこちらでも少し書いています。
→ 『内向型を強みにする』内向型の性質は強みだ【もっと自分に自信を持って!】
刺激が強くても、そこに自分なりの意義を感じられればそこまで辛くはありません。
やりがいや意義を感じているほどに、無駄なことを考えすぎない。
- 意義を感じないほどに、考えすぎる傾向にあり
- 考えすぎるとだいたい変な方にいく
考えすぎるな!というのは難しいんです。
自分で気づいてやめていくか、他のことにより意識を向けるしかありません。
内向型は、軽く受け止めることが難しい
内向型の人って真面目なひとが多いんです。
そして優しい人も多い。
人のちょっとした批判とか強い口調の言葉も真正面から受け止めてしまう。
だから、辛いよね!
わたしも受け流すことが全然できなかったんです。
しかし、パートナーと関わる中で、ケンカをしていく中で少しずつ受け流すこともできるようになりました。
ただ組織の場合、本当に悪意のある人もいるので、そういうときは堂々と主張することも必要です。
- 人を傷つけること
- 他人を利用するためならどんなことも言うこと
これらは、外向型の人の方が平気でできる気がします・・・。
内向型の人は断ることも怒ることも苦手だったりするから「もう嫌!」ってなりやすいですよね。
失礼なことを言われたら、怒ることも時には大切です。
断ることと、ときに怒ることは、できないと自分を苦しめる方向にいきがち。
断るのが苦手な人におすすめの本
怒るのが苦手な人には、こちらの記事も読んでみてください。
キャパオーバーになりやすいから
内向型の人は、苦手なことはありますが、仕事ができない人ではありません。
同じことをやるにしても、キャパオーバーの状態になってしまったら、いつもすんなりできることもできなくなってしまうのです。
内向型の性質を自分で自覚し、エネルギーの分配・休息のとりかたをうまくできていないと、すぐにキャパオーバーになってしまいます。
▼ エネルギーの配分の仕方はこちらを参考に。
→ 『内向型を強みにする』内向型の性質は強みだ【もっと自分に自信を持って!】
この図のように、内向型の電池はへる一方なのです。
- 体調が悪かった
- 忙しかった
- 上司にたくさんどやされた
そんなことでいつもよりたくさんのエネルギーが消費され、キャパオーバーになると途端にポンコツになります。
ポンコツになったら、どやされることも増えるので、ますます悪循環になる。
そりゃあ嫌になりますよね。
仕事を辞めたいと思う理由はなんだろう?
いままでの項目は、いくつか当てはまりましたか?
とにかく何が嫌なのか、何がつらいのかが自覚できないと、また同じことで悩むことになります。
- 何がいちばんつらい?
これを自分に聞いてあげてください。
自分に寄り添ってあげてください。
- 誰か特定の人?
- 職場の環境そのもの?
- 満員電車?
- 休みが少ないこと?
自分の受け止めかたや職場への働きかけで変えられることなら、仕事を辞めることもありません。
不満をためてはいけない
いままで不満がたまりまくっていると、もう何が嫌かなんてわからなくなっているかもしれない。
そういうときはリセットする意味で職場を変えたり、働き方を変えるのはいいですよね。
とにかく仕事においても、人間関係においても不満はためてはいけないのです。
小さなうちはたいしたことないですが、我慢する人はいろんな所で我慢をする。
小さいうちは対処がしやすいですが、複雑になると本人もよくわからなくなるし、ぶつけられた方もたまったものではありません。
- 内向型は細かいところに気づくので、不満もたまりやすい。
不満を見過ごすことはそのときはラクかもしれませんが、あとあと苦しむのは自分なんです。
どんな環境が働きやすいかを考える
何が嫌かがわかれば、どうしたいがわかります。
どうしたいか、どんな環境で働きたいかを考えるうえで大切なことがある。
- あきらめたうえで望みを出さないこと
本当は〇〇がいいけど、無理だろうから△△でいいかな。
こんな風に妥協した望みを出すのはやめた方がいい。
最高の望みを出したうえで、現実と折り合いをつけるのは妥協とはいいません。
自分で選択する。周りのせいにしない。
仕事だけにかかわらず、生きることにおいても
- 内向型の人は、自分に環境を合わせること
これが本当に大切です。
「内向型の生き方戦略」のなかで著者のかたが内向型のことを「境地開拓型」と名付けているんですね。
外向型の人を「社会維持型」と呼び、この2つは役割の違いなんです。
▼ 境地開拓型と社会維持型のより詳しい説明はこちらの記事で。
→ 【ラクになる】『内向型の生き方戦略』生きづらいならこれを読め!
今の社会は圧倒的に社会維持型という外向型の人にあったもの。
内向型の人は、そこに自分を合わせようとするから、生きづらいんです。
境地を開拓する役割のある内向型は、周りのせいにせず、自分で選択して進んでいかなくてはならない。
境地に向かうには、自分の感覚・自分なりの価値観が大切になります。
この機会に、自分の価値観を見直してみるのもおすすめ。
親も外向型だと、あなたの価値観は外向型のもので埋め尽くされているかもしれません。
働き方は生き方です。
どんな生き方を望んでいるのか再点検してみてください。
まとめ
外向型の構成員が多い社会において、内向型は合わない人も多く、仕事を辞めたくなることも多いでしょう。
- 外部の刺激に敏感
- 考えすぎる傾向にある
- 軽く受け止めることが難しい
- キャパオーバーになりやすい
内向型の人は、自分の性質を理解する必要があります。
本当は仕事自体は好きなのに、キャパオーバーになりすぎて嫌になっていることもあるかもしれない。
とりあえず状態をフラットにさせて判断しないと、本当のところはわかりません。
自分を知ることもあわせてやってみてください。
内向型で仕事を辞めたい人におすすめの記事
内向型という強みを活かして働くことだってできるんです。
働き方は生き方です。どんな人生を望みますか?
内向型のバイブル
この本はまじで内向型のバイブル的な本です。
共感しすぎて首がもげそうになります( ・∀・)
▼ 下記の記事で紹介しています。
→ 『内向型を強みにする』内向型の性質は強みだ【もっと自分に自信を持って!】
内向型というのはただの役割り
内向型は劣っているわけではなく、ただの役割の違いなんです。
外向型を社会維持型、内向型を境地開拓型、とする著者の考えに超共感した一冊。
内向型の人にはぜひ読んでほしい本です。
▼ 下記の記事で解説しています。
→ 【ラクになる】『内向型の生き方戦略』生きづらいならこれを読め!
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