普通になりたかった私は、普通じゃない私を受け入れた【「コンビニ人間」にみる普通という呪い】
「わたしって普通じゃないのかもしれない」そう思ったことはありませんか?
わたしはめちゃくちゃあります!!!
だけど、いまでは一切思いません。
結局「普通」という言葉は呪いなんです。
そこに実態はなく、「普通の人間」なんて架空のいきもの。
普通を目指すより、普通じゃない自分を受けれて生きるほうが幸せです。
この記事では、普通じゃない自分を受けれるきっかけになるような本「コンビニ人間」を紹介します。
この本を読むと、普通とは何かを考えさせられ、呪いにも気づける一冊です。
日本はみんなで普通という呪いをかけあっているよ!
「コンビニ人間」は、「普通とは」がテーマにある読み物です。
- 内向型HSP
- 生きづらい過去あり
- スピリチュアル&宇宙理論好き
- 自分らしく生きる方法を模索中
「普通」という呪いをかけあう現代人
まず「普通」の意味を調べてみた!
- ありふれている
- 珍しくない
こういったものが出てきます。
でも、これって状況や状態によって変わるもの。
「普通」に確実な定義なんてないのです。
それなのに、その「ぼんやりしたもの」をみんなで押しつけあっているのが日本ですよね。
- 「普通」というぼんやりした都合のいい言葉が乱用されている
「普通」という言葉には
- そうあるべき
- そうするべき
これらの意味が含まれていることは感じていますか?
普通〇〇するでしょ!
こういう発言をする人の本当の気持ちは
〇〇するべきだから、あなたもそうしなさいよ
自分の思うように人を操作したい人間にとって、「普通」という言葉はほんとうに都合のいい言葉。
言葉の責任をとらずに、人を思うようにしたい、というずるい言葉なのです
だからもう「普通」という言葉にとらわれてはいけない!
「普通」を気にするほど、「普通」の呪いにかかります。
「普通」の呪いから逃れるために大切なこと
「普通」という言葉や概念が呪いであると気づいたら、そこから逃れるために意識したいことがいくつかあります。
- 「普通の人間」は架空のいきものである
- 普通じゃない人は攻撃していいと思っている人がいる
- 「普通じゃない自分」を受け入れる
「普通の人間」は架空のいきものである
わたしは「コンビニ人間」のなかでこの言葉が一番印象に残りました。
皆の中にある『普通の人間』という架空の生き物を演じるんです。あのコンビニエンスストアで、全員が『店員」という架空の生き物を演じているのと同じですよ。
「コンビニ人間」
ほんとうはみんな「普通の人間」なんて演じたくないのかもしれません。
自分は演じたくないのに、平気でやぶっている人がいたらイラっとするでしょう。
私も演じたくないのに、なんで演じてないのよ!「普通」を演じなさいよ!
みんなして「普通」という着ぐるみを着て、出勤しているようなもの。
「普通」という言葉、普通という着ぐるみには、こんな隠れたメッセージがあるよね。
- 普通を演じるべき
- みんなするべき
- みんなで一緒にするべき
- 異質なものは排除すべき
日本はこれを言葉に出さず、空気でかもし出すのがイヤらしいよね!
結局、みんなで息苦しい社会を作っているのです。
そして、支配したい人、管理したい人にとって「普通の人間」は都合がいい。
個性あふれる自分をもった人なんて、使いづらいもの。
個性あふれる自分をもった人なんて、支配者にとって自分たちをおびやかす存在でもあるしね。
普通じゃない人間を、社会にとって都合のいい人格にするために必要な言葉が「普通」
だから、気にすれば気にするほど思うツボなの!
普通じゃない人は攻撃していいと思っている人がいる
これはわたしがこの本を読んで、驚いたこと。
普通の人間っていうのはね、普通じゃない人間を裁判するのが趣味なんですよ。
「コンビニ人間」
裁判するのが趣味・・・??あんたなにさまよ
本のなかでは似たような言い回しが、ほかにいくつもありました。
- 変な人には、根掘り葉掘り聞いていい
- 変なものには土足で踏み入っていい
- 正常な人たちに削除される
「コンビニ人間」の主人公の女性は、土足で踏みこまれないために「普通」を演じているのです。
そもそも「変な人には礼儀はいらない」みたいな価値観?がまったく理解できない~~~~( ˙-˙ )
でも、そうおもっている人がいるようなので、対策は必要かな。
その対策が主人公のように「普通を演じる」ではなくね!
- 踏みこまれそうになったら、「NO」を突きつける
これが健全です。
最近読んだこの本は、土足で踏みこまれたくない人におすすめです。
「普通じゃない自分」を受け入れる
結局は「普通」という言葉にとらわれず、「普通じゃない自分」を受け入れるしかないんです。
「コンビニ人間」の主人公の女性も、最初は普通になろうとしていました。
でも、コンビニ店員というものに誇りをもち、そこで生きていくことを決めたのです。
「受け入れる」って言葉だと難しく感じるなら「許す」
- 普通じゃないわたしがいてもいいんだよ
- 普通じゃない部分があってもいいんだよ
これに尽きるよね~。
普通じゃない私をわたしは受け入れた
ここからは、本の考察とか何も関係ないわたしのはなしです。
結局
- 人がいちばん恐れるのは「存在を否定されること」
これにつきるんです。
だから、みんな「村八分にあわないよう」「認めてもらえるよう」普通を演じているのです。
だけどね
- 普通じゃない自分を、自分が許せばいいの!
認めればいいの!
普通を気にしているひとは、まず自分が自分のことを認めていません。
普通を気にするのは、承認欲求なので、周りに認めてもらおうとする。
違うの!
まずは、自分がその「普通じゃない自分」を認めるの!
自分が認めて、堂々としていれば、周りも変わってきます。
自分が認めれていれば、周りに何をいわれても気になりません。
わたしは堂々としすぎなのか、言われることすらありませんが・・・
堂々とする!
これもめちゃくちゃ大切です。
だって、そもそも普通を強要してくるような人はあなたの人生にいらないでしょ?
自分以外に、一人でも変な自分を認めてくれる人がいれば、生きていけますよ。
まとめ
「普通の人間」なんてこの世にいません。
それがわかっただけでも「わたしは普通じゃないのかもしれない」ってもう思う必要がないのです。
- 認めると、ラクになる
これは、幸せに生きる人生の秘訣ではないかな。
認めるが難しいなら、まずは「否定しない」
普通じゃない自分を否定しない。
「否定しない」から始めてみてください!
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認めるの前段階でできることは「否定しない」です!
「否定しそうになったら、流す」をくり返せば、だんだん気にならなくなってくる。
否定については、こちらの記事もおすすめです。
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