「夫のトリセツ」男性脳を知ることは、夫婦円満の一歩になる
この記事では「夫のトリセツ」から
- 男性脳の特徴
- 男性脳を理解して、パートナーシップに生かす
これらについて、まとめています。
パートナーシップを円滑にするには、お互いを理解することはすごく大事なこと。
旦那や彼のムカつくあんな所は、女性脳とはちがうせいかもしれません。
悪気はないのに、やらないんじゃなくてできないだけなのに「クソ旦那」扱いされる男性も気の毒だしね。
女性は理解しがたい部分もありますが、ぜひおおらかな気持ちで見ていってください。
- 内向型HSP
- 生きづらい過去あり
- スピリチュアル&宇宙理論好き
- 自分らしく生きる方法を模索中
「夫のトリセツ」お互いを知れば、無駄な怒りもなくなる
「妻のトリセツ」につづき、「夫のトリセツ」をみていきます。
ちなみに、「妻のトリセツ」はすでにまとめています。
関連記事 「妻のトリセツ」は妻が読んでもタメになる【男女はまるで異星人】
まずは、わたしの読書ノートから。
男女の脳は、ちがいはないのです。
しかし
- とっさに使う側がちがうのです。
遠くを見ることと、近くを見ることは同時にはできませんよね。
手にも利き手があるように、とっさに使う側を決めておかないと、イザという時に対処できません。
どっちも全部できるけど、とっさに使う側がちがうため、すれ違いが生じている。
これ、脳の性質だってわかれば、無駄にイラつく必要がありません。
女性脳と男性脳のちがい
女性脳と男性脳のおおまかな特徴はこちら。
- 近くをみつめぬく
- 共感しあう
- 経緯を語る
- 遠くをみる
- 問題を指摘
- 結論を急ぐ
黒川さんはほかの本では
- 女性は「プロセス指向共感型」を使い
- 男性は「ゴール指向問題解決型」を
使っていると言っています。
もうこの言葉だけでもすでに相いれない感じが出ていますよね。
- プロセスを大事にする女性脳と、結論を急ぐ男性脳。
- わたしたちの身体システムは、原始時代の狩猟採集民と変わりがない
ですから、男性脳は生存のために「遠く」を見て、問題点を指摘しあい、「ゴール」へ急ぐようになっているのです。
また、男女の脳の違いもさることながら、惹かれあう男女はムカつくことが多いもの。
本能で惹かれたならば、相手は遺伝的に自分とは遠いタイプのはずなのです。
自分とちがう方が、バリエーションがふえ、生存する確率が高くなるでしょ。
だから
- どちらかが暑がりなら、どちらかは寒がり
- どちらかが慎重なら、どちらかは大胆
だったりするのです。
ホレたときにはそれがよかったはずなのに、イラつくようになる。
本能でみると、どうみても一人の人と添いとげるようにはなっていない。
だから
- この人と生きると決めたなら
せめて本能という制御しづらい部分は知っていた方が、無駄にイラつかずにすみますよね。
男性脳は、定番に忠実。女性からも定番をあげよう
古代から狩りをしてきた男性たちの脳は、遠くに集中する。
そのため
- 身の回りが定番で固められていることで安心する
こういった性質があります。
だから、してほしいことは定番化してしまえば、それを忠実に守ってくれる。
- 約束を守ることは、彼らの愛なのだ
察して、その場の感じで臨機応変にね♪
なんてことは、女性は当たり前にやっているけど、男性脳にはとても難しく、ストレス。
たとえば、
- 妻がひどく落ち込んでいたら、優しくハグして「大丈夫?」って聞いて!
とかね!
わたしは、離婚したのでいまのところ使う機会がないですけどね~。
そして同時に、妻からも「定番」をあげたい。
特に「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」
男たちを不慮の事故から守り、無事に帰らせるための大事なおまじない。
おしゃべりは、男性脳にとって「ストレス」
後半の読書ノートから見てみよう。
なんと
- 男性は「おしゃべり」によって緊張するそう!
なんてこった!
女性脳は、おしゃべりで緊張をとく。
女性脳は、おしゃべりをし、さらに共感されればどんどんストレスから解放される。
ところが逆に
- 男性は、沈黙によってストレスから解放される
う~ん、これはお互いが歩み寄らないと、解決しない気が・・・
女性にとっては
「共感」命!
というくらいに、「共感」が大切。
だけど、男性はそんなことぜんぜんわかってない。
夫に共感してもらいたい場合、明確に頼むがのおすすめ。
これから私が話すことは、共感だけしてくれればいい。問題解決はいらないから。
わたしも前の旦那さんによく頼んでいましたね。
明らかにうわの空な「へえ~」とかはダメだけど、意外といい感じです。
そして、妻は夫にすべの共感をぶつけてはいけないよね。
女性が満足する共感なんて、男性はできない。
だからやっぱり、女同士の会話でそこを埋めた方がいい。
もしくはわたしのように、ブログやSNSで発信し、共感してもらうとか。
男性に話しかけるときに注意したいこと
これはね、本当に女性は知っておいたほうがいいこと。
おしゃべりは、男性脳を緊張させる。
緊張したあまり、空間認知力を最大限に使うモードに入ってしまう。
すると、空間認知力をめいっぱい使うために
- 音声認識機能を停止する
音声認識機能を停止する・・・
妻のはなしが、「モスキート音」に聞こえるんだって!
たとえば、延々今日あった妻の出来事を聞かされ、急に
(約束してた)今度の休み、どこに行く?
と聞かれた夫は、すでに音声認識機能を停止しているかもしれない。
そのときは、妻の言葉が
ほぇ、ほぇほぇぴ~?
と聞こえるらしい・・・Σ(・□・;)
だから、
え?(もしくは、はぁ?)
と聞き返すことになる。
その言葉が、妻には「そんな約束したっけ?」に聞こえる。
すると、
今度の休み、出かけようって約束したじゃない!
と早口でまくしたてるので、また夫には
ほぇ、ほぇほぇほぇぴ~!
と聞こえるので、また夫は
え?(もしくははぁ?)
と言う。
この言葉は、妻には「そんなの知らないよ」に聞こえて、さらにいら立ちは増す。
なんなのよ、その態度💢
もしくは「もういい!💢」となり、妻を怒らせるはめになる。
著者によると、こればかりは男性のほうからはどうもしようもないと。
- いきなりの早口をやめてあげるしかない
男性に話しかける3ステップ
男性に話しかけるときは
- 視界に入る場所に立つ
- 名前を呼んで2~3秒待つ
- ゆっくり話しかける
最初にゆっくり話しかければ、あとは早口でも大丈夫のよう。
男性に話すときのポイントは、ほかにもあります。
結論から言う、数字を言う
男性はただでさえおしゃべりが苦手なのに、結論のわからない話にはもっと疲れる。
狩りをしながら進化してきた男性脳は
- ゴールはどこか(どこを狙えばいいか)
を常に探っている。
結論がわからない話には、よりストレスがかかる。
ストレスが一定値をこえてしまうと、先ほどの音声認識が停止され、モスキート音になってしまう。
それを防ぐためには、
- 結論から言う
- 目的から言う(結論を出すため)
これらが効果的。
さらに、「ポイントは3つ」など最初に言ってあげれば、そうそうモスキート音にはならないそう。
でもこれ、妻の言語化能力がある程度ないと難しい気がする。
これをしようとする妻に多大なストレスがかからないだろうか・・・
まあでも、頭に入れておいたほうがいいよね。
夫を甘やかすなかれ
何事も最初が肝心。
日本男子は妻に甘えすぎな傾向があるので、最初に甘やかすとあとでやってもらうのは大変。
とくに自己肯定感の低い女性は、最初に何でもやってあげがち。
本書でも
- 「なんでもしてあげたい」病に気をつけて
と言っているが、やりすぎることはお互いのためによくない。
夫の自己肯定感も下がるからね。
いい妻ぶってあまりやりすぎると、「いい道具」になってしまう。
最初は使えた道具が、使えなくなったら腹が立つもの。
これは本当大切だね!
まとめ
最近たてつづけに、黒川さんの本を読んでいるので、女性脳と男性脳の違いがいろいろわかってきました。
本当に、男女の脳は戦略や反応がちがう。
まあふつう「自分ができること」は相手もできると思いがち。
そこで「なんでできないのよ!」と言っても、らちがあかない。
お互いできないところを許し合って、頼り合って生きていけたらいいですよね。
わたしも肝に銘じ、次のパートナーに活かします
こちらもぜひ!
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