自分を守る武器としての“キレる”スキルを身につけろ!【怒れないHSPに特におすすめ】
この記事では怒るのが苦手な人に対して、自分を守るために必要な「キレる」ことの大切さをお伝えします。
わたしも怒ったりキレたりするのは苦手で、初めて怒ったのは30歳を過ぎてからでした。
わたしは内向型HSPなので、より怒るのは苦手かもしれません。
「怒る」ことはスキルであって、テクニックと経験が必要。
ですから、怒るのが苦手なHSPの人でも慣れていくしかないのです。
大人になっても自分を守るために、適切に怒ることは必要。
今回は中野信子さんの「キレる」から、現代社会におけるキレることの重要性をお伝えします。
怒ることが苦手な女性におすすめ♪
- 内向型HSP
- 生きづらい過去あり
- スピリチュアル&宇宙理論好き
- 自分らしく生きる方法を模索中
2022年12月の記事を加筆・修正して再アップ。
自分を守る武器としての「キレる」
まず、前提として怒りの気持ちをうまく伝えるには「テクニックと経験」が必要であることを理解してください。
キレたり、相手に言い返すためには慣れることも重要です。
だから最初は言い返せなくて我慢してしまっても大丈夫。
適切に怒りを表現できずに、我慢してばかりだと自分の人生を大切にできません。
自分の人生を大切にするためにも「キレる」の使い方をぜひ知ってください。
キレなければ、搾取され、いいカモになる
わたしも以前は怒ったり、言い返すことが全然できない人でした。
怒らなくても、主張はしていたので搾取されることはありませんでした。
だけど、怒らず、主張もしないのであれば時間やエネルギーを搾取され続けてしまう。
お金をとられることは少ないかもしれないけど、あなたの時間やエネルギーを平気で奪おうとする人はごまんといる。
真面目で愚直な人には無理難題を押し付ける上司が、必ず何か言い返してくるような面倒な部下には、あまり無理なことは言わなくなるということがあるのではないでしょうか。黙って自分の要求を受け入れるタイプかどうか、相手を選んでいるのです。
「キレる!」から
やはり
- 黙って受け入れるタイプには相手も調子にのり、つけあがる傾向にあります。
さらに相手の支配欲が強く、こちらをコントロールしようとする人に対してはちゃんと怒らないと、それこそうまくマインドコントロールされてしまうことだってあります。
わたしのブログの読者は女性が多いでしょうから、支配欲の強い男性に対してしっかり主張しないとモラハラやDVにつながる可能性もありますよ。
不機嫌をまきちらす夫にもしっかりした主張が必要。
言い返さない人は、都合のいい人になる
基本的に理不尽なことをされたり、無理を押しつけられて怒ったり、言い返さない人というのは、軽んじられる傾向にあります。
そりゃそうでしょう。
怒りを表現しないということは我慢している、ということ。
- 自分が自分を軽く扱っているということ。
自分自身を粗末に扱う人は、他人からも粗末に扱われるものです。
わたしはHSPであり、エンパスでもあるので人のエネルギーに敏感なんですね。
自己否定をしていたり、我慢をしている人というのは「私なんて・・・」というエネルギーがすごい強い。
「私のことなんて適当でいいですから・・・」みたいな雰囲気がめっちゃ出てて、わたしは粗末には扱わないけど、大切にしようとは思えないんです。
これちょっと悪意のある人だったら、都合よく利用しようと思いますよ!
怒れない、というのは自己肯定感がからんでいる人もいます。
その場合は、テクニックを身につけること以外にも自己肯定感を元に戻すことも合わせて行った方がいい。
とりあえず、小さな我慢から一つずつやめてみてください。
関連記事 我慢することに意味なんてない!我慢しても誰も幸せにならない理由。
自分を守るために“キレる”ことも重要
怒りは人であれば、誰でも感じる自然な感情です。
感情にいい悪いはなく、怒ることは自分を守るためにも大切なもの。
- 不当な扱いを受けたり
- 不利益をこうむったら
怒るべきです!
反撃してこない相手には、その行動がエスカレートしていきます。
もちろん、身の危険を感じるような相手からは逃げてください。
不機嫌な旦那への対処法の最後にも書いたのですが、相手が男性なら金玉をけることは1つの方法です。
自分を守れるのは、自分しかいないのです。
精神を病んだり、うつっぽくなったり、死にたいと思うような状況になる前に自分のために行動しましょう!
守る武器としての「キレる」の使い方
「キレる!」の中では、戦略的にキレる「言葉の運用術」がテクニックとしていくつか取り上げられています。
- 自分の不利益がみえたら、反論すべき
- 面倒な人だと思わせる
- ユーモアで本質を伝える
- 相手との間に線引きをする
- 持ち上げてから、人格を責めず行動を責める
- 日本語の運用力を身に付ける
この中からいくつか取り上げてみます。
自分の不利益がみえたら、反論すべき
人を不当に扱う人間の対処で大切なのは、やはり「最初」です。
- 最初が肝心。
最初にニコニコ我慢してしまうと、その場はしのげるかもしれません。
だけど、あとあと面倒になったり、自分の不満がたまります。
自分の不利益が見えてきたら、テクニカルに切り返すべきです。さもないと、相手は搾取してもよいターゲットとして見て、さらに攻撃をエスカレートさせてきます。
「キレる!」から
信じられないかもしれませんが、攻撃することに快楽を覚える人もいるのです。
快楽を得る状態になってしまうと、止めることが難しくなってしまいます。
正義感から制裁行動が発動するとき、脳内にはドーパミンが放出され、快感を覚えることがわかっています。
「キレる!」から
こちらからはそう感じなくても、本人がそれは正義だと思っていればいいので、これはとてもやっかい。
ですから、不利益が見えた最初の段階での行動や言葉が大切になってきます。
面倒な人だと思わせる
人間関係において最初の段階で面倒な人だと思わせることも有効な方法ですよ。
そこまで言いますか?パワハラが問題にされやすいこのご時世に?
会社だったら、パワハラとかセクハラとか上に報告しますとかいろいろ言い回しを準備しておくのもいいですね。
ちょっとした言い返しをして、どうにかなるような会社なんてどうせ辛いだけですから辞める方向も視野にいれましょう。
いままであまり言い返してこなかった人にしてみたら、勇気のいる行動かもしれません。
わたしも最初に怒りを感じたときは、部屋で一人でいるのにその言葉を発することができなかったんです。
一人のときに言葉を発する練習をしていたら、少しずつ言えるようになってきました。
何かあった時に自分を守る行動ができてこそ、自分で自分を大事にできているということです。
日本語の運用力を身に付ける
キレることが苦手なのは女性の方が多いでしょうが、これはメンタルの問題というより「日本語力」の問題なのではないかと中野さんは言っています。
私も言語能力の問題だと思う!
言い返すのが苦手という人も、いろんな言い回しを学んで使っていけば、言い返しもうまくなります。
女性は感情は感じているのですが、その気持ちを言葉にするのが苦手な人も多い。
感情はあるのにうまく言葉にできないから、黙ったり、男女関係だと泣いてしまったりするのです。
自分の気持ちを言語化する能力は、自分を守るためだけでなく、望む人生をつくるためにも大切なこと。
言語化が苦手な人は、自分の気持ちを言葉にする練習からしてみてください。
まとめ
現代社会において、適切にキレることができないと
- 搾取され
- いいカモになり
- 都合よく利用される
自分を守るためにもキレるという武器をうまく使うことが大切です。
言い回しの参考として、本書では「深夜のダメ恋図鑑」が紹介されていました。
ダメ恋の中には、本当にスッキリする言い回しがたくさん出てくるので、言い回しの勉強におすすめです。
言語化能力を高めることは、怒る場合だけでなく人生においても有効。
ですから、自分の気持ちをノートに書くことから始めてみたらいいですよ。
自分を守れるのは自分だけ。
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