内向型は疲れやすい!内向型は自分のエネルギーレベルを把握すべし!
内向型なんだけど、なんか疲れやすいんだよね・・
この記事では、こんな疑問にお答えします。
結論からいって、内向型は外向型よりも疲れやすいです。
エネルギーを消費しやすく、回復に時間がかかるからです。
内向型はこの性質を理解し、自分のエネルギーをうまく調整しないと疲れるばっかりで何もできません。
- 内向型が疲れやすい理由
- 内向型は疲れる要因と、回復手段を自覚するべし
自分のエネルギーを把握することが本当に大切。
自分のエネルギーの達人になりましょう!
内向型はそもそも栄養素も消耗しやすいので、栄養に気をつけると疲れにくくなります。
最後に栄養についても言及しています。
今回の参考文献はこちら。
- 健康オタク歴20年
- 分子栄養学勉強中
- 「藤川理論」実践中
- 内向型HSP
内向型が疲れやすい理由
社会は外向型向けにできているので、内向型の人が外向型と同じようにしていたら疲弊するばっかりです。
なぜ社会の中では内向型は疲れやすいのか。
理由を理解できれば、回避したり、工夫できます。
今回取りあげる内向型が疲れやすい理由は3つ。
- 刺激に敏感だから。人づきあいは刺激が強い
- 消耗しやすく、回復に時間がかかる
- 意味ややりがいを感じないと、余計疲れる
刺激に敏感。人づきあいは刺激が強い
内向型の性質として「刺激に敏感」というのは有名なものでしょう。
社会の中で生きていくには、人づきあいが欠かせませんが、人づきあいは刺激が強いのです。
人づきあいそのものさえ刺激が強いのに、さらに見知らぬ人とのコミュニケーションはもっと刺激が強いものになります。
見知らぬ人との電話も刺激が強いです
- 長時間他人と一緒にいることは、刺激にさらされ続けることになり、消耗します。
これは内向型でもわかっていない人もいるかもしれません。
どれだけ楽しくても、どれだけ親しくても、消耗するんです。
内向性の度合いによって、程度は変わるけど。
わたしはひとりの時間がないと発狂しそうになります
人づきあいは自分のエネルギーが十分にないと、ただただ疲れるだけになります。
他者とかかわることは、わたしたち内向型から大量のエネルギーを奪い取る。そのためわたしたちは、あまり社交にエネルギーを使う気になれない。無意味なおしゃべりを喜ばないのもそのためだ。
「内向型を強みにする」
消耗しやすく、回復に時間がかかる
内向型と外向型というのは、性格だけでなく、主に使われる神経伝達物質が違うなど身体的にも明らかに異なっている。
- 内向型は、エネルギーを消耗しやすく、回復するのにも時間がかかる
外向型のように外で気軽にエネルギーチャージもできないので、自分のエネルギーレベルをきちんと把握する必要があるのです。
エネルギーが枯渇すると、仕事の効率も下がるし、外に向かうエネルギーもないので色んなことがうまくいきません。
内向型はエネルギーが枯渇すると、突如ポンコツになります。
エネルギーがある時にできていたことが、全然できなくなるのです。
これは本人にとっても周りにとっても、あまりよくないこと。
いつもできている仕事が突然できなくなったら、自分も周りも困るでしょ。
外向型の人にとってよくわからないのは、内向型の人は突如ポンコツになるので、捉えどころがわからなかったりする。
- 内向型は、自分のエネルギーを把握することが本当に大切。
内向型の人は、エネルギーを回復するのに時間がかかるうえ、そのエネルギーは外向型の人のそれよりも速く流出してしまう。内向型の人は、各活動にどれくらいエネルギーを取られるか、どれくらい蓄えが必要かを計算し、それに従って計画を立てねばならない。
「内向型を強みにする」
意味ややりがいを感じないと余計疲れる
内向型の人は、以下のものを重視します。
- 意義
- やりがい
- 自分らしさ
内向型は、外向型のように社会の歯車になりにくい性質なので、意味のないものには苦しみを感じやすく、疲れやすいのです。
「雑談」という意味のない会話や大人数の飲み会は恐ろしく疲れます
内向型は、自分にとって使命感ややりがいを感じられるような有意義な毎日を好みます。
- こんなことやって何の意味があるんだろう?
- これを続けて何になるんだろう?
こういった不満や疑問を感じたまま、それを続けるのってすごく難しいし、疲れる。
内向型は、お金よりも意義ややりがいを求めるので、いくらお金を稼げる仕事だったとしてもどこかで壁にぶちあたります。
疲れる要因と回復手段を把握しよう
内向型の人のエネルギーは、充電しなければへるばっかりです。
- 何がエネルギーを奪うのか(疲れるのか)
- どうすれば回復するのか
これを把握することが本当に大切!
自分にとって疲れる要因は何か
同じ内向型でも性質によって疲れる要因は違いますが、多くの内向型が疲れるであろう事柄はこちら。
- 満員電車
- 長すぎる通勤時間
- 意味のない雑談
- 会社のあとの飲み会
- 意義ややりがいを感じられない仕事
「それ何の意味があるの?」「もっと効率よくできるよね」「もっと工夫できるよね」って思うことは、消耗しやすいです。
あと、意味のない会議とかね!
まあとにかく「それ、何の意味があるの?」ってことです!
仕事そのものはすぐには変えにくいけど、内向型としての自分を自覚して、環境を整えていかないといつまでたっても変わらない。
- 内向型は、自分を変えるのではなく、環境を自分に合わせるべし!
自分なりの回復手段を見つけよう
疲れる要因をなるべくへらすと共に、自分なりの回復手段を自覚しましょう。
とにかく内向型は
- 一人になる時間をとるべし!
- 睡眠を多くとるべし!
この2つがめちゃくちゃ大事。
めちゃくちゃ大切!
「一人」というのがどの程度かは人によって違うでしょう。
わたしは「視界に人間がいないこと」が一人なので、カフェとかでは充電できません。
また、エネルギーの消耗がしやすく、回復までに時間がかかるので、外向型より睡眠時間が多く必要です。
内向型だから疲れやすかっただけなのに、眠くて仕方ない自分に罪悪感を感じていたときもありました。
▼ 疲れやすい性質なんて知らずに、頑張りすぎてショートしたころの話。
→ 何もしたくない、ずっと寝ていたいあなたは、今まで頑張ってきた人【まずは自分!】
もうこれは自分で試行錯誤するしかありません。
また家族がいる場合は、言葉で伝えて理解してもらうことも必要でしょう。
わたしのパートナーは外向型なのですが、
- いくら好きでも、ずっと一緒にいると疲れる
- いくら大切な人でも、ひとりになりたい時がある
ここらへんはなかなか理解してもらえません。
言い続けるしかありません!
とにかく、自分を守れるのは自分だけです。
自分のエネルギーは自分で死守しよう!
内向型は疲れやすいから、栄養にも気をつけるべし!
そもそも内向型は、脳の経路が長く複雑なため、外向型よりも多くの栄養を消費します。
ですから、内向型の人ほど栄養療法をするべき!
すぐに増やせるものとしては、以下の2つでしょう。
- 卵
- マグネシウム
神経伝達物質の原料はアミノ酸ですので、卵を筆頭にタンパク質を増やしましょう。
また、マグネシウムは現代人はただでさえ不足しており、ストレスをより感じやすい内向型の人はもっと足りないでしょう。
マグネシウムは、サプリメントとして飲むのではなく、皮膚から吸収するか、にがりを活用するのが効率的。
塩化マグネシウムの経皮吸収については下記の記事で解説しています。
にがりはこちらが安くて質もいいのでおすすめです。
栄養療法に関しては、以下の「藤川理論」の実践がおすすめです。
まとめ
内向型の人は、自分のエネルギーレベルの把握と調整が本当に大切です。
それには環境を整えることが一番。
内向型の自分に合った働き方や環境を模索してみてください。