「普通こうでしょ?」っていう言葉を多用する人にイラっとしませんか?
こんにちは、かなえです🎀
- 「普通こうでしょ?」という言葉の真意
- 前者・後者でのものの捉え方の違い
心屋仁之助さんの前者・後者の話が前提にあるので、知らない方はぜひチェックを。
前者と後者の感覚って本当に違うので、身近な人を例に考えてみてくださいね。
*2021年5月の記事を加筆・修正して再アップ。
なぜ「普通」という言葉を介するのか
私は後者で、旦那さんもおそらく後者だけど前者アプリを積んでいるので前者っぽいところがあります。
そんな旦那さんと暮らしていて、何度となくケンカをした時に言われたこと。

普通こうするでしょ!
そう言われていつも私が言うこと。
「それは、あなたの普通だ!」
「私の普通ではない!」
もしくは
だから?って答えます。
なんでこういう嫌味な言い方をするのかが全然わかりませんでした。
「普通こうするでしょ」って
普通はこうするのに、なんであなたはしないの?
っていう意味だと思うんです。言いたいことは私でもわかる。
でも、そもそもなぜストレートに言わないのかが不思議でならない。
「こうしてほしい」ならそう言えばいいだけのこと。
「こうしてほしい」と言われれば、こちらも受けとめます。その通りにするかは別だけど。
それをね、「普通」を盾にして
それがあたかも標準・多数派の意見なんだから、そうするのが当たり前でしょ?って言われてもそんなの誰が受け入れます?
なんて横暴きわまりない!
最近よく読んでいる前者・後者本に私にとって驚愕な事実が書いてあった!
「ふつう」を介さずダイレクトに相手とコンタクトするのは「場外措置」というか、かなり興ざめな失礼なことで、するのもされるのも抵抗のある「よほど」の段階なのです。
だから、前者は遠回しに伝えたり、冗句や皮肉に混ぜて、相手自らの気づきを促そうとします。
いや~、意味がわからない( ˙-˙ )
なんでダイレクトにやりとりしないの!相手自らの気づきを促そうとする、って察してちゃんじゃん!
「察してちゃん」はめんどうくさい!
私はとにかく昔から「察してちゃん」が大嫌い!
「察してほしい」っていう意図はわかるんです。
でも私からしたら
なんで私がお前の意図を察しないといけなんだ?
言葉を話せるんだから、話せ
と思っている。
察するのはね、私は得意な方なんです。
猫と暮らしているからね。言葉を話さない猫との暮らしには察することが大切だから。
でも、「人間なら、言葉話せ」と思う。
だって、察してほしい、ってコミュニケーションにおける怠慢じゃないですか?
本当は違うんだろうなっていうのが分かっていても、私は言葉通りに受け取るので、たまに旦那さんにキレられることもある。
言葉をそのまま受けとらない人がいることのショックといったら!
なぜ「普通はこうでしょ」という言い方をするのか
なぜ「普通はこうでしょ」っていう言い方をするのか考えていた時に出会った記事。
上記の本、むかえさんのブロブです。
これを考える前に、前者と後者ではものの認識の仕方が違うことを知る必要がある。
- 前者は「概念」で認識する
- 後者は「そのもの」で認識する


前者はこの「あるりんご」を、すぐに頭の中にある「リンゴ」という概念に一般化します。
後者は眼の前の「あるりんご」に、「リンゴ」というラベル(タグ)をつけます。
前者は概念ごとに仕分けをするから、その概念における「平均像」を“普通”と言っているのでしょう。
だから、その自分の「平均像」と違うことをする人に対して、「普通はこうでしょ」って使うのではないかな?
いやまあ、なんとなく理解はできるんだけど
だからその「平均像」もその人が勝手に作ったものでしょ!
それをあたかも当然のように言うのはおかしいよね!
その人が今まで生きてきた狭い範囲の平均でしょ!
それを「普通」って言っちゃうのってさ
井の中の蛙大海を知らず
じゃない?おまえは神かよ!
だから、「普通はこうでしょ」って言葉を多用する人って、決めつけが激しい気がする。



うちの旦那さんも以前は決めつけばかりだった!
決めつけが激しく、思い込みが強い人かもね。
「私は」を主語にストレートに言ってくれ
私は「普通はこうでしょ」っていう言い方は卑怯だと思うんです。
無責任です。
言葉の責任もとろうとせず、主張しようとする、ような。
リスクはとりたくないけど、メリットはとりたい、みたいな。
後者の私からしたら
「私と」コミュニケーションをとろう、という意思がないように思えるんです。
だって、別に「普通談義」がしたいわけではないし。これはみんなそうじゃないですか?
普通談義がしたいわけではなく、相手を知りたい・相手の考えを知りたくてコミュニケーションしているわけだし。
「私はこう思う」っていうように、「私は」を主語にしないと後者には本当に伝わりません。
旦那さんとのケンカで思い返すと
- 普通はこうだ
- 俺の方が多数派だ
的な言い方だと、本当に伝わってこない。
「普通こうでしょ」には、俺の意見は多数派で正しいんだ、っていう主張も含まれているよね。
そんな「正しさの主張」で相手とコミュニケーションがとれるわけがない。
- その人が感じていること
- その人が思っていること
これを起点に話してくれれば、こちらも聞く耳を持つし、内容も入ります。
もうこれは何の意識もしていないけど、「普通談義」じゃ本当に入ってこないんです。
わかるかな~、わかる人いるかな~。
だから、これ旦那さんが後者で奥さまが「普通」を使う人だったら
「普通こうするでしょ!」って言っても、伝わらないんですよ~(´•ω•`;)
何回言っても無駄なんですよ~💦
これこそ、後者の「飛ぶ」性質かもしれない。
「普通〇〇でしょ」という「なんでおまえはしないんだ」前提を含む言葉は、飛ばされちゃうの!飛んじゃうの!
多分だけどね、
その人が言葉を発する前に身体が察知して、意識に入らないようになってるような気がする~。
とにかく、こういうことです!
あなたが感じていること・思っていることを教えてくれ!
まとめ
やっぱり、「前者後者論」は多くの人のコミュニケーションのズレを自覚させてくれる。
お互いの無意識に思っている前提がわかると、建設的な話がしやすい。
知っているだけで、すれ違いがなくせるなら、知っておいた方がいい。
こちらの本もおすすめ。
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