気持ちを言葉にすると、つらさはへる【「アウトプット大全」読書ノート】
この記事では「アウトプット大全」の中から、わたしの気になった点をお伝えします。
ぜんぜん要約とかではありません( ・∀・)
「アウトプット大全」は、作家で精神科医の樺沢さんの本です。
けっこう売れていて、Amazonでも高評価だったので読んでみました。
正直、すごくおすすめかと言うとそうでもない。
ただ、アウトプットや発信活動などをしていなくて、普段本をあまり読まない人には読みやすいのでいいでしょう。
この記事では、「アウトプット大全」の中から
- ボーっとする時間の大切さ
- 言葉で表現することの意味
- チャレンジするのが怖い理由
この3点について掘り下げていきます。
アウトプットというと難しく考えがちですが、自分の気持ちを言葉で表現することは簡単にでき、誰にでも効果があります。
特に言語化が苦手な女性は、アウトプットの訓練として「気持ちを言葉で表現する」のはおすすめ。
本の要約やアウトプットのやり方は書いてありませんので、ご注意を。
- 内向型HSP
- 生きづらい過去あり
- スピリチュアル&宇宙理論好き
- 自分らしく生きる方法を模索中
「アウトプット大全」人生はアウトプットで変わる
そうはいっても、「アウトプット大全」の概要は書いておきます。
本書における「アウトプット」は、以下の3つです。
- 話す
- 書く
- 行動する
それぞれのセクションに、たくさんの方法が書かれています。
1つの項目が、だいたい見開き1ページにまとめられているので見やすい。
しかし、かさ増しのためなのか「それもアウトプット?」みたいな項目もあります。
「泣く」「怒る」なども入っていて、ビジネス目的で読むと「ん?」ってなる気がする。
ただ、本書で大きく主張している
- 人生はアウトプットで変わる
これにはめちゃくちゃ賛同します。
わたしは一時期ふわふわスピリチュアルの時期がありましたからね~。
行動しないと変わりません(自戒をこめて)
ではでは、ポイントを伝える前に読書ノートのまとめからご覧ください。
ひらめきは、ボーっとする時間に生まれる
わたしは本書で知るまで、脳ってボーっとしている時間に休んでいるんだと思ってました。
何かに集中しているときの方が、エネルギーを使っていると思っていた。
だけど、違ったのです!
- 脳はボーっとしているときの方が、通常の15倍~20倍もエネルギーを使う
脳は人間の体重に対する分量は2%しかないのに、全エネルギーの20%も使う大食いさんなのです。
その大半のエネルギーは、この「ボーっとしているとき」に使われています。
このボーっとしているときに使われる脳の回路のことを
- デフォルトモード・ネットワーク(DMN)
と言います。
ひらめきに大切な「デフォルトモード・ネットワーク」
この「デフォルトモード・ネットワーク」の役割は
- 危機への備え
- 情報の整理
本人は何もしていないのに、脳は一生懸命働いてくれているのです!
「デフォルトモード・ネットワーク」は、自動車でいうアイドリンク状態。
いつでも動けるようにしておくもの。
「デフォルトモード・ネットワーク」が活性化しているとき、情報の整理をしてくれているからひらめくことが多いのでしょうね。
何かに集中しているときというのは、その領域しか脳を使っていません。
しかし、「デフォルトモード・ネットワーク」が活性化しているときは、複数の領域を使っているのです。
次に何がくるか、何するかわからないからね!
複数の領域が使われていることと、情報が整理されることによりひらめきが生まれやすいのかな。
- 創造性を必要とする仕事においては、「デフォルトモード・ネットワーク」は大切
まあ、もちろん材料は入れないといけませんよ。
「デフォルトモード・ネットワーク」によるひらめきは、直感というより情報整理による結びつき。
だから、インプットはしないとダメ。
煮詰まったときに、うんうん考えるより、いったん離れてボーっとするのはおすすめ。
また、睡眠中にも「デフォルトモード・ネットワーク」は活性化します。
知識は寝ると定着する、って言うでしょ。
これも寝ている間に「デフォルトモード・ネットワーク」が活性化して、情報を整理してくれている、ということ。
アウトプットをしているのに、結果があまり出ていない場合
- 睡眠不足はないか
- 運動不足はないか
- ボーっとしている時間はあるか
などをチェックした方がいいです。
また
- 「デフォルトモード・ネットワーク」の稼働時間が少ないと、物事を深く考える機能が低下するそう。
- しっかり眠ること
- ボーっとする時間を作ること
これらは、誰においても大切ですね。
言葉で表現することの大切さ
アウトプットにおいて、一番基本なのが「書く」ことです。
「話す」は人が必要だし、わたしみたいに人とあまり関わりたくない人もいるしね。
その点「書く」ことは、一人でも黙っていてもできる。
- 言葉で表現すると、つらさ・苦しみ・痛みはへる
よく「人に話すと、つらさはへる」って言いますが、人に話さなくても大丈夫。
自分の気持ちを言語化することで、つらさはへります。
不安や恐怖というのは、よくわからないからストレスなのです。
- 不安や苦しみを避けるより、直視したほうが不快な感情は抑えられる。
女性は一般的に「感じること」は得意ですが、「感じたことを言葉にすること」は苦手だったりします。
感じているのに、言葉にできないのは、けっこうストレス。
駄々をこねている子供ってそんな感じでしょ。
自分の気持ちを言語化できると、不安や恐怖は抑えることができます。
言語化の魔法は、心をラクにしてくれるのです!
「言語化」ばっかりは、訓練しないとできるようになりません。
- 自分の気持ちを言語化する
- 感情を言語化する
- 言語化する
その訓練において、ブログやSNSはうってつけ。
わたしのブログ運営はのろのろなので、200記事いってないけど運営歴は5年くらいあるのです。
ブログに書く目的のおかげで、わたしの言語化能力はあがった気がします!
「アウトプット大全」でも、アウトプット力を高めるトレーニングとしてブログやSNSがあげられています。
ちなみに、わたしのこのブログは
「SWELL」は、17,600円しますが、超絶おすすめのテーマです。
ブログ運営って続けることが大事。
「SWELL」はかゆい所に手が届くように、こうゆうのが欲しかったんだよね、というものが標準で入っています。
アップデートも多く、日々SWELLは進化しているのでおすすめです!
チャレンジするのが怖い理由
アウトプットしよう、行動しよう!と言われて、やろうと思っても怖いことってありますよね。
実はわたしもブログを始めたいと思ってから、始めるまでに1年くらいかかってます。
よく自己啓発系では「コンフォートゾーンを出ろ」や「怖いはGO!」って言われています。
でもね、「怖いはGOだよ」って言われてすぐやってみようと思えるのは、ある程度自己肯定感の高い人なんですよ。
わたしがブログを始めたのは、人生で一番?というくらい自己否定まんさいのときでした。
だから、時間がかかったのだと思います。
チャレンジするのが怖いのは、それがいまの自分にとって無謀だからです。
身体はちゃんと「それは危険だよ」と教えてくれているのです。
コンフォートゾーンを出るのはいいけど、出すぎは危険
コンフォートゾーンを出てチャレンジするのは素敵だけど、怖すぎるのは危険領域にまでいっているから。
「コンフォートゾーン」は、快適領域。
安心はしますが、成長はあまりないでしょう。
- チャレンジが怖いのは、一足飛びに危険領域までいっているから。
ちょいむず、ちょい勇気の学習領域なら楽しんで挑戦できる。
わたしは「ドラクエ」が大好きなのですが、RPGゲームって簡単すぎても難しすぎても楽しくないのです。
いまやってるのは、ドラクエ10のバージョン6.5
- 簡単すぎるのは「快適領域」
- 難しすぎるのは「危険領域」
秒で即死とかぜんぜん楽しくないです。
人生におけるチャレンジも、ドラクエと一緒。
でも注意点として、自己肯定感が低いとなんでも怖くなりがち。
そして、
- 「人の目が気になる」は、別に危険領域じゃない
「人の目が気になる」のは、自分の問題であって
そこを気にならないまで待ってたら、何もできません。
何かにチャレンジするのもいいけど、自己肯定感を取り戻すほうが先です。
- そもそも人の目が気になる人は、いまの場所が本当に「快適領域」ですか?
いまの場所が快適でないなら、何かにチャレンジするよりも、日常における快適さを追求してください。
女性は特に、日常が満たされずして、何も満たされません。
本田晃一さんのこちらの本の考え方が、わたしはすごく好きです。
「自分を含む」半径3メートルを幸せにしてからだっていいんです、チャレンジは。
日常の幸せのほうがよっぽど大切です。
まとめ
「アウトプット大全」で気になったことをまとめてみました。
著者の樺沢さんは「気づきは3つあれば十分」と「読んだら忘れない読書術」で書いてました。
あれもこれもは覚えてられないしね!
わたしは元から脳科学が好きなので「デフォルトモード・ネットワーク」はもう少し調べてみます。
いつまでも創造的でいたいからね。
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