疲れやすく、寝ても寝ても眠い女性は、副腎疲労かもしれない!
この記事では、疲れやすい人にひとつの提案を紹介します。
いくら寝ても眠い、朝起きれない、すぐ疲れるなどの症状がある方は「副腎疲労」を疑ってみてほしい。
最近ストレスが多すぎませんか?
多すぎるストレスに副腎が疲れてしまい、ストレスと闘うためのホルモンを出しにくくなっているかもしれません。
副腎疲労は生活習慣や食習慣を整えることにより、改善できます。
この記事がヒントになれば嬉しいです♪
こちらの本を参考にしています。
- 健康オタク歴20年
- 分子栄養学勉強中
- 「藤川理論」実践中
- 内向型HSP
*2019年2月の記事を加筆・修正して再アップ。
副腎疲労とは
そもそも副腎ってどこにあるかご存じですか?
副腎とは、腎臓の上にちょこんとのっている臓器です(上のイラスト参照)
副腎なんて名前だから、腎臓のサブなのかな~とか思いがちですが、とっても大切な働きをする臓器です。
その中で大事なのが、副腎皮質から分泌される
コルチゾール。
「ストレスホルモン」とも言われ、ストレスがかかった時に対応するホルモンです。
ストレスがかかると、副腎からコルチゾールが分泌される。
しかし、度重なるストレスにより副腎が疲れ、適量のコルチゾールを分泌できなくなることを「副腎疲労」と言います。
コルチゾールが適量分泌されなくなることにより、さまざまな症状が出てきます。
それが結構うつと間違われやすい症状なんですよ。
副腎疲労の症状とは
副腎疲労の症状って本当「うつ」と間違われやすい。
- 慢性的な疲れ
- 慢性的に眠い
- 朝起きられない
- 気分の低下
- 集中力の低下
- 性欲低下
- 塩分を欲する
なまけているわけじゃなくて、副腎疲労だとね、体が頑張れないんです・・・。
副腎疲労は放っておくと色んな病気に派生する可能性もあると思う。
だって、ストレスがかかって副腎からコルチゾールが分泌されると、活性酸素が発生する。
本来はコルチゾールの分泌と共に「DHEA」という抗酸化ホルモンも同時に出るので、気にすることはないんです。
だけど、過剰なストレスがかかると、DHEAの分泌が追いつかないから、酸化が進んじゃう。
卵巣・精巣・皮膚・粘膜・髪の毛・腸管粘膜などがそれにあたります。
副腎疲労だったら、きれいは保ちづらいですよね。
副腎疲労だと性ホルモンの生成もへる
副腎は様々なホルモンを分泌していますが、男性ホルモン・女性ホルモンなどの性ホルモンも副腎から分泌されています。
副腎疲労の症状で「性欲低下」があったけど、ストレス過多の状態だと
副腎はコルチゾールの分泌に大忙し!
そのため、原料も同じで、製造ライン的に下流にある性ホルモンの産生は後回し。
そりゃそうですよね。
カラダ的には生きるために、目の前のストレスに対応することが最優先。
子孫繁栄なんて後回しになっちゃいますよね。
副腎疲労のある女性は性欲も感じにくいし、女性ホルモンも産生されにくいから、妊娠しづらいでしょうね。
▼ 性欲がなくなる原因は、ほかにも下記の記事で説明しているので参考にしてください。
→ 性欲がないのは、自分に飽きているからかもしれない
副腎疲労の対処方法
副腎疲労の対処方法って簡単ではない。
目の前のストレスをどうにかするのと並行して、食生活や生活習慣を変えていかなといけません。
副腎疲労の改善方法はこちらにもまとめているので、参考にしてください。
ここではわたしが最初に試した方法を書いています。
対処法1、まずは、ビタミンCをとろう
副腎は体内で最もビタミンC濃度が高い臓器です。
ということは「副腎が適切に働くにはビタミンCが欠かせない」ということです。
さらに、ビタミンCは抗酸化物質。
ストレス過多でコルチゾールが大量分泌される際の活性酸素の害も無害化してくれる。
ビタミンCは水溶性だから、こまめにとらないとって言いますが、副腎にはある程度貯蔵されるそうです。
実際私が1日何回かにわけて、ビタミンC3グラムくらいをとり始めて3週間くらいで、症状がよくなりました。
朝起きられるようになり、昼寝をしなくてもよくなりました。
それまでって11時前に起きることも難しく、なおかつ午後に昼寝をしないとやっていけないくらいだったので。
\最初に試したのはナウでした!/
その他のビタミンCサプリメントのおすすめはこちらで紹介しています。
対処法2、腸内環境改善に努めよう
目の前に感じているストレス以外に、自分ではわかりづらい体内のストレスに対してもコルチゾールは頑張ってくれている。
コルチゾールには、抗炎症作用があり、体内に炎症があるとそれを抑えるためにコルチゾールが分泌されます。
便秘や腸内環境の悪化で、腸内に炎症が起きているとそのために常にコルチゾールが分泌される。
腸内環境はやっぱり健康の要。
麹生活はおすすめですよ。
→ 麹生活のススメ。麹は料理を格段に美味しくする【甘酒・塩麴・ひしお】
小麦に含まれるグルテンや乳製品に含まれるカゼインが腸内の炎症を引き起こす可能性があるので、グルテンフリー、カゼインフリーにするのがおすすめです。
わたしも小麦をへらしてから、疲れやすさはへってきました。
副腎疲労改善のためにはたっぷり寝よう
もう私のブログでは、あちこちで「寝よう、寝よう」言ってますが、副腎疲労がある人は本当に寝よう!
副腎疲労の人は朝が苦手なのには理由があります。
副腎が正常であれば、朝からコルチゾールを分泌できます。
しかし、
副腎疲労の人は朝からシャキッとコルチゾールを分泌できない。
健康な人より分泌が遅れるから、副腎疲労の人は夕方になると元気!とか夜型の方が過ごしやすいってことがあると思う。
寝ている間は、ストレスからもシャットダウンできますよね。
副腎だって休めるわけです。
私も「こんなに寝てていいのかな」って罪悪感を持っていた時期もあります。
でもね!
あなたのカラダを守れるのはあなただけ。
副腎疲労の人はまじで体が悲鳴あげてますから。
なんとかしてあげて!
目の前のストレスをどうにかしよう
ここまでにあげた色んな対処法も大切だけど、今目の前のストレスにも対処してくださいね。
やりたくないことをやめよう!
もしそれが、今の仕事なら勇気をもった行動が必要でしょうね。
私はとってもビビりさんなので、仕事やめたいって思ってもすぐにはやめれませんでした。
経済的なことも考えたしね。
- 就業時間を1時間へらす。
- 生理の時など体調がすぐれない時は早退する。
- 辛い時は休む。
こんな感じで少しずつ無理をへらし、仕事中でも自分らしくいられるようになってから辞めましたね。
家事でやりたくないこともそんな感じでやめていきました。
まずは、生理中の心地よさを死守しましたね!
そうそう、自己否定もめっちゃストレスですよ~。
まとめ
私たちの心と体はつながっています。
体がつらいのに、無理やり精神力でやる気を出すなんて続きません。
本来健康なら、人は動きたくなるもの。
今は休む時期って割り切って、ゆっくり寝てほしいな。
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