まじめでしんどい人は『ずるい生き方』をしてみたらいい!【嫌なことはやめよう】
この記事では、まじめで生きづらい人におすすめの本を紹介しています。
まじめな人は多くが優しい人であるために、周りに気を使って生きている人も多い。
周りに気を使って嫌われないように生きることは、自分に対して不真面目で自分に嫌われることなのです。
自分に嫌われることほど、人生辛くなることはありません。
周りに気をつかうことをやめ、自分をさらけ出し、自分らしく生きるとどんどんラクになります。
心屋仁之助さん(以下仁さん)の最後の本。
この本からラクに生きる秘訣をお伝えします!
- 内向型HSP
- 生きづらい過去あり
- スピリチュアル&宇宙理論好き
- 自分らしく生きる方法を模索中
ずるい生き方を極めれば、仕事もお金もラクになる
仁さんがこの本の中で「ずるい生き方」を推奨していますが、ずるい生き方とは
- 隠さない生き方
- 本性をさらけ出す生き方
これらのことを指し、本性をさらけ出すとは「自分らしく生きる」こと。
仁さんもそうだったようですが、わたしも基本まじめに生きてきました。
人に迷惑をかけないように、ラクして利益や幸せを得るようなずるいことはしてはならないと思っていた。
しかし、
本当は自分がずるい人間だから、いましめて、隠すようにしていただけ。
まじめな人は、とかく自分に対してのルールが多すぎる。
本当はそうじゃないのを知っているから、より制御しているのでは?
自分に課したルールをゆるめて、本来の自分で生きればどんどんラクになります。
本書に書かれている「ずるい生き方」10のうち、5つを紹介します。
- 好きなことだけしてイヤなことはしない
- 損をしよう
- できないことはやらなくていい
- 逆をやる。努力は裏切る。
- 前提をひっくり返す
好きなことだけしてイヤなことはしない
「好きなことだけしてイヤなことはしない」
これってすごくワガママのように思っていませんか?
でも、嫌なことを我慢してやっている人というのは、他人にもそれを強制します。
結局、誰も幸せになりません
「好きなことだけするなんて、許されるわけがない!」
こう思っている人は、自分が好きなことをすることを自分に許していないのです。
- 好きなことだけする=「悪」
- 好きなことだけする=「罪」
こう思っている人も多いでしょう。
根拠のない謎の罪悪感を心の中に飼っている。
日本は基本「奴隷育成システム」がナチュラルにしみこんでいるので、罪悪感をもち、自己肯定感が低い人がたくさんいます。
好きなことされて嫌なことしてくれなかったら、管理したい人は困るでしょ
そして
自分自身が罪悪感でいっぱいで生活しているから、自由に生きている人が許せない。
「心屋仁之助のずるい生き方」
だから罪悪感をプレゼントしてくる。このプレゼントを、僕は「黄色い汁」と呼んでいます。
「あなたもラクしたり幸せであることを悪いと思いなさいよ」と、黄色い汁みたいなものをピッと飛ばしてくる。
その自由に生きている人を批判するのにエネルギーを使うんじゃなくて、自分も好きなことをすればいいんです!
勇気が必要だけどね!
結局、これ
損をしよう【脂肪もお金もある】
「わたしには何かが足りない、何かが欠けている」って思っていませんか?
意識しているにしろ、してないにしろこう思っている人は多いでしょう。
特に女性は穴があいている(凹)ので、何かが足りないという意識は強いのです。
だから
- わたしたちは普段から「足し算」ばかりして生きている
何かが足りない、という意識でいると、すでにたくさん持っていたとしても、「まだ足りない、まだ足りない」と足し算ばかりして生きることになります。
足す人生に上限はありません。
どこまでいっても、上の人はいるからです。
そうではなくて
- 足りないものなんてない
- すでにある
足そうとするのをやめると、「ある」ことに気づく。
「ある」に気づけば、それが拡大します。
ないものに意識がいきがちな人には「感謝ワーク」もおすすめです。
できないことはやらなくていい【前者・後者という違い】
人はそれぞれ性質が違うのに、特に日本はみんなを画一的なものにしようとしますよね。
仁さんはカウンセラー時代に2つのタイプを見つけました。
- 前者と後者(本書の中では飛ばね族と飛ぶ族)
- めっちゃ族とふーん族
わたしは仁さんのこの2つのタイプわけを知ることで、本当に生きるのがラクになりました。
これはどちらも世の中で良しとされている方のタイプの場合、そこまで生きづらくはないでしょう。
わたしは後者ふーん族なので、両方とも少数派というか目立たない方だったので、周りとの違いに悩みました・・・。
前者と後者は脳内の仕組みが違うので、相手の見え方や考え方を理解するのは本当に難しい。
前者と後者に関しては、心屋のカウンセラーであるむかえさんのこの本がより詳しく書いてあった面白いです。
結局、みんな自分じゃないものを良しとして、自分なんかダメだと反省しながら生きていたりします。
結果的にどちらのタイプにも伝えたいことは、
「心屋仁之助のずるい生き方」
「思うがままに生きていいんだよ」
「あの人みたいにはなれないんだよ」ということです。
自分ができないことはやらなくていいんです。
やりたくもないできないことに時間や労力を使っていたら、好きなことはできません。
それで時間がないんです・・、って言われても困るわ!
パートナーシップにおいては、前者後者よりめっちゃ族ふーん族の方が影響が大きいかもしれない。
離婚理由に多い「性格の不一致」はめっちゃ・ふーんの不一致かもしれないしね。
あと、これも。
やっぱり旦那と性格が合わない!本当に価値観が合っていないかもしれない。
逆をやる【努力は裏切る】
なんか日本人って謎に努力や苦労が好きじゃないですか?
なぜかすごい美化されている気がする。
頑張れば報われる、と思っている人も多い・・・
わたしもこんな記事書いてました。
頑張ってもうまくいかない!頑張らずに人生楽しく生きる方法とは
苦労も努力も、すぐに裏切るからね。もしも努力して苦労して必ず報われるんだったら、高校野球、全部の学校が甲子園で優勝しちゃうでしょ。
「心屋仁之助のずるい生き方」
「苦労しないと成功できない」もしくは「ラクして成功しちゃいけない」と思っている人がたくさんいる中で、現実には、そんな苦行をせずに成功していく人もいっぱいいるわけです。
わたしは達成感がほしかったり、簡単なのはつまらないからと、苦行をしいていた時期がありました。
でも、苦行をしいていたのは自分自身なのに、簡単に成功したように見える人をやっかんでいる時もあった。
自分でハードモードを選んだくせに、イージーモードで遊んでいる人を見てイラっとしてました・・・
そもそも「努力している」と思っている時点で、どこかに我慢が潜んでいるのです。
やりたいことをただただ突きつめている人は、努力しているなんて思っていません。
ところで、努力という言葉の語源って知ってますか?
- 「努力」の「努」は奴隷が由来
努力の努は「力を尽くして働く奴隷」という意味があるそうです。
努力をさせようとするのは、その方が都合がいい人がいるわけで、本来は「楽しむこと」が幸せにも成功にも大切なこと。
- 努力も我慢も捨てて、楽しもう!
前提をひっくり返す
わたしは宇宙理論とか潜在意識とかがめっちゃ好きなんですが、まじでどんな前提を持っているかって本当に重要なこと。
「どうせダメ、愛されない」と思っていると、「やっぱりダメ、愛されない」という証拠(現実)を集めてまた“頑張らねば”という終わりのない頑張りのスパイラルに落ちていく。
「心屋仁之助のずるい生き方」
これを「どうせとやっぱりの法則」と言います。
「どうせ」が前提で、現実はその人の思ったとおりなので「やっぱり」という証拠が出てくるのは当然といえば当然です。
愛される努力をするのではなくて、「わたしなんかどうせ愛されない」という前提が間違っているのです。
仁さんは「どうせ愛される」とひっくり返してしまおうと言っています。
この「どうせ愛される」も声に出すといいよ。言いにくい人は抵抗が大きい人。
それにしても「わたしなんかどうせ愛されない」は、自分を低く見すぎだと思いませんか?
自分がかわいそうだよ。
誰かが誰かにしているいじめというのは、目に見えるので他人が止められることもあります。
だけど、
- 自分が自分にしているいじめは自分にしか止められない。
最近では「セルフDV」なんて言いますよね。
まじにセルフDVが一番つらいです!
自分への否定がやめられない人は、エゴキンマジックにかかっています。
否定の声をとめたい人は下記の記事も参考にしてください。
まとめ
本の中にある猫のイラストや漫画はわたしが大好きな「ねこまき」さんのもの。
ねこまきさんのイラストにも癒されます。
わたしは仁さんに会ったことはないけど、言っていることや考え方が好きなんです。
この本は総まとめのような本なので、おすすめです!
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