【きれいになる】塩化マグネシウムの肌への効果【乾燥肌が改善!】
この記事では、塩化マグネシウムの肌への効果について説明しています。
塩化マグネシウムをとかしたお風呂や、スプレーとして使う方法です。
- 塩化マグネシウムには保湿機能がある
- 肌にきかせたいなら、マグネシウムを肌から吸収させないといけない理由
マグネシウムは美容成分としてよく聞く「セラミド」を増やす働きがあります。
マグネシウムは肌に効果があるけど、口からとったのでは肌まで回りにくい。
「経皮吸収」という皮膚からマグネシウムを吸収させる方法なら、ダイレクトに肌にマグネシウムを吸収できるのです!
これは、皮膚科でも使われている方法。
肌に悩みがなくても、きっと肌の状態は良くなるよ!
- 健康オタク歴20年
- 分子栄養学勉強中
- 「藤川理論」実践中
- 内向型HSP
*2022年3月の記事を加筆・修正して再アップ。
塩化マグネシウムが肌に有効な理由
マグネシウムは肌だけでなく、身体全部にとってすごく重要でさまざまな働きがあります。
この記事では、経皮吸収による肌への効果だけに注目して解説しています。
元気になったり、睡眠向上などの効果もあるので、そちらを知りたい方は「【手放せない!】マグネシウムオイルの作り方と嬉しすぎる健康効果とは。」もぜひ読んでみてください。
保湿効果がある【セラミドの合成に必要】
マグネシウムには、強力な保湿作用があります。
肌の潤いに「セラミド」が関わっているのは聞いたことありますよね?
こちらが肌の断面図です。
その細胞間脂質の50%以上はセラミド。ということは
セラミドで満たされた肌は潤いたっぷり!
- そのセラミドの合成にマグネシウムが必要なのです。
肌からマグネシウムを吸収することにより、皮膚でのセラミドの合成が促進されるのです。
セラミドが不足すると、皮膚のバリア機能が十分に働かず、水分も逃げやすい。
乾燥肌になりやすいのです
マグネシウムは肌のバリア機能を強くする
セラミドにはいくつか種類があるんですが、皮膚のバリア形成において重要なのが「アシルセラミド」
アトピー性皮膚炎の患者さんは、この「アシルセラミド」の量が低下しているそうです。
実際、皮膚科でも塩化マグネシウムの経皮吸収をアトピーの患者さんに使っていて、5割の患者さんで改善がみられています。
乾燥肌も敏感肌も皮膚のバリア機能が低下している状態。
塩化マグネシウムを経皮吸収することにより、セラミドの合成量がふえるのです。
- セラミドで満たされた肌はバリア機能の働きが高く、外部刺激にも強く、肌表面も潤っている。
セラミド、最高♪
マグネシウムが不足すると、肌のターンオーバーが低下する
肌のターンオーバー(皮膚の新陳代謝)が乱れることは、なんとなく肌によくない、というイメージを持っている方は多い。
よく言われる「ターンオーバーは28日周期」っていうのは、20代のようです💦
40代のわたしのターンオーバーの目安は、55日!ひー!
肌のターンオーバーが遅いということは、「古い細胞が肌に残り続ける」ということ。
- 肌のバリア機能低下
- 弾力がおちる
- シミができやすい
まー、肌にいいことないよね。
マグネシウムというのは、さまざまな代謝に関わっているので、マグネシウムが不足すると皮膚の細胞の代謝が低下します。
マグネシウムが不足すると、肌のターンオーバーが低下する。
皮膚の代謝が低下すると、角層が薄くなるので、バリア機能も低下してしまう。
マグネシウム不足というのは
- セラミド合成量がへる
- 肌の潤いがへる
- ターンオーバーが低下する
- バリア機能が低下する
悪いことづくし!
肌にきかせたいなら、マグネシウムは肌から補おう
そんな大切なマグネシウムなら、マグネシウムをとる量を増やさないとね、と思ったそこのあなた!
それももちろん、身体のためにはとってもいい!
- マグネシウム含有量の多い食品(あおさなど海藻類に多い)
- にがり
- 超高濃度マグネシウム
にがりや超高濃度マグネシウムをとることも身体のためには必要です。
ただ、しかし!
肌にきかせたいなら、肌から吸収させる方が効率的なのです!
わたしが使っているにがり
高濃度マグネシウムとはこれ
体内から補っても、肌に届くとは限らない
身体の中からマグネシウムをとった場合、肌って後回しなんです。
皮膚は生命にとって優先度が低いので、栄養がくるのは一番最後。
ミネラルというのは吸収がよくないのでそんなにたくさんとれない。
だから、肌からマグネシウムを吸収させて肌で使ってもらう方が効率がいいのです。
マグネシウムは、肌から吸収される。むしろ
肌からの方が吸収がいい。
肌にきかせたいなら、絶対「経皮吸収!」
同時にマグネシウムの排泄量をへらす努力も必要
肌からとにがりなどで、積極的にマグネシウムをとることは非常に重要です。
- 同時に意識してほしいのは、マグネシウムの排泄量をへらすこと。
マグネシウムというのは、不足しやすい栄養素。
もちろん土壌のミネラル分がへり、食物に含まれる量じたいもへっている。
だけど、現代人はマグネシウムを消費しすぎている。
- 糖質が多すぎる
- カフェイン・アルコールのとりすぎ
- 慢性的なストレス
さまざまな要因によってマグネシウムが不足すると、身体は血中濃度を保とうとするので、骨や皮膚からマグネシウムがとられてしまうのです。
マグネシウムを経皮吸収させることも大切だし、皮膚からとられないように食生活・ストレスを含めた健康管理も大切です。
食生活を含めて根本から肌をきれいにしたい人は「40代でもきれいになる!お金をかけずに肌をきれいにする方法。」を参考にしてね。
肌からマグネシウムを吸収させる方法
肌からマグネシウムを吸収させる方法をご紹介します。
お風呂に入れるか、マグネシウムを含んだものを塗るかの2種類です。
お風呂に塩化マグネシウムを入れる
とにかく、マグネシウムの経皮吸収にはお風呂が最適!
身体ぜんぶを使って吸収できるでしょ。
皮膚は体内で最大の臓器。
塩化マグネシウムフレークを買い、150gくらいからお風呂にいれてみましょう。
\これが安くて一番おすすめ!/
塩化マグネシウム入浴の詳細は「塩化マグネシウムのお風呂で不調を吹っ飛ばそう!【嬉しい効果がたくさん!】」を見てね。
マグネシウムオイルを使う
マグネシウムオイルとは、塩化マグネシウムを水に溶かしたものです。
マグネシウムスプレーとも言う。
購入した塩化マグネシウムフレークを精製水に溶かしたものを使ってもいいですし、市販品を使用しても同じ効果です。
マグネシウムオイルがあれば、いつでもスプレーすることができますし、わたしは化粧水としても使っています。
マグネシウムをつけてから、足りない時は保湿してるよ
マグネシウムオイルがあれば、外出時や旅行時にもマグネシウムを補給できるから便利。
マグネシウムオイルの詳しい作り方やおすすめ商品は「【手放せない!】マグネシウムオイルの作り方と嬉しすぎる健康効果とは。」を参考にしてね。
マグネシウムクリームを使う
マグネシウムオイルは、マグネシウムが足りないと肌がヒリヒリします。
それが嫌な人には、マグネシウムクリームがおすすめ。
米ぬか油・ホホバオイル・シアバターなども配合されているので、保湿力はこちらの方があるでしょう。
クリームなので使いやすいです。
よくわからない高級化粧品を買うくらいなら、マグバームの方が肌にいいし、身体にもいいですからね。
肩こりの人はササっと塗れて便利!
まとめ
実はわたしもアトピー体質で、冬の手荒れだけはなかなか治らなかったのですが、塩化マグネシウム入浴を始めてから初めてのこの冬、一度も手荒れしませんでした。
だから、マグネシウムは確実に肌のバリア機能回復に効果があります。
塩化マグネシウム入浴は温まるし、肌もつるつるになるので、すべての女性に使ってほしいくらい!
だまされたと思って、一度使ってみてほしい!
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